当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

北欧デンマーク旅行記① ~突然コペンハーゲンに行くことになった編~

北欧デンマーク旅行①

~突然コペンハーゲンに行くことになった編~

もし皆さんがデンマークへ行くのであれば”初夏”絶対に絶対に”初夏”をチョイスしてください。完璧な気候と美しい青空を夜まで楽しむことができます。つまり1日が長いため、とても得した気持ちになれるのです。もちろん真夏も良いのですが、観光客が激増しますので、やはり6月下旬から7月上旬の”初夏”が賢明です。そしてこの時期にデンマークを訪れた暁には、私たち観光客が引くほど、デンマーク人が全力で初夏を愛している姿を目の当たりにします。暗闇の冬を抜け、気温も暖かくなった美しい祖国にて、デンマーク人たちの太陽を取り込もうとする飽くなき情熱、わずかな日光をも皮膚吸収しようとする根性、初夏であるからこそ、私たちは北欧の厳しく暗い冬を感じとることができるのです。

コペンハーゲン 旅行記 市庁舎

コペンハーゲン市庁舎

実は私、親の都合やら、デンマークに友人がいた関係でちょくちょくデンマークを訪れています。最初に来たのは小学3年生の7月でした。今でこそ北欧は先進国として裕福で安全なイメージがありますが、当時は目抜き通りのストロイエにすらハイブランドはなく、街には段ボールを貼った車が走っていたり、コペンハーゲン中央駅に子供一人で行ったら一生日本の地を踏むことはない、と大人から助言されたり、公衆トイレの明かりが青くて、にちや麻薬中毒者の静脈確保を阻止していたりと普通に治安が悪い国でした。しかしデンマークという国は訪れるたび洗練されていく魔法の国です。洗練とは単純に栄えて近代化するという意味ではありません。「人が幸福であるには、どうすべきか」を具現化していくことで洗練された国なのです。デンマークはおとぎの国とは言いますが、まさにその通りです。みんなで起こりようのない素敵な空想をし、理想や夢を話し合い、それを現実にしていく力がある国です。国境を挟む強国ドイツとの戦い、世界大戦で占領された歴史、第二次大戦以降、デンマーク国民は幸福に生きるという最もシンプルで大切なことを真剣に考えた続けたのでしょう。また昨年に退位されましたが、国民を愛し、愛されるマルガレーテ女王の存在も、デンマークに大きな影響を与えていることは間違いないでしょう。私は中学生の頃、ストロイエをくわえタバコで自転車に乗って走り抜けるマルガレーテ女王をお見かけしたことがあります。長身で悠々とされ、まあイキで美しいったらありません。国民が歓声をあげると、笑顔で手を振っておられました。また同時期、ひょんな事から友人数名と女王様がデザインされた舞台衣装を着る機会があったのですが、ちんちくりんの私に対して「Elegant」と言って下さいました。今まで生きてきてElegantと形容されたのはその一度きりです。ですので「Elegant」は私にとって特別な言葉です。きっと一生に一度きりの言葉であり、マルガレーテ女王様が私に言ってくださった唯一の言葉であり、「Elegant」は今も私のお耳の中で暮らしています。いつだって「エレゴント」と落ち着きのある低いお声が聞こえてきます。

ジョージジャンセン ピアス デイジーコレクション

ジョージ・ジェンセンのピアス
デイジーコレクション

そんなわけで、気さくで大らかな女王様あってのデンマークです。私は普通にマルガレーテ女王のファンなので女王様の愛称である「デイジー」をイメージし、ジョージ・ジェンセンが作成したデイジーコレクションのピアスを中学生の頃から大切にしております。心底にマルガレーテ女王様が好きですし、デンマークを愛しています。具体的に言うと、オリンピックのバトミントンの試合で日本よりデンマークを応援しちゃうくらい好きです。ですが最後にデンマークを訪れたのは12年前、学会でリスボンを訪れた際にデンマークのカストラップ空港を無理やりトランジット先にしてコペンハーゲンとロスキレを堪能しました。その後にコロナがあり、足が遠のいていましたが、この度、一身上の都合で急遽デンマーク旅行が決まりました。8月上旬にロサンゼルス旅行を組んだ後で、本心ではメジャーリーグの試合に集中したかったのですが、そこは一身上の都合ですから行くしかない。

そんなわけで本来デンマーク愛がとてつもなく強い私が、5泊7日でコペンハーゲンへ行って参りました。SAS Plusの報告、現地の雰囲気、オーデンセミニ旅行、アンティークショップ巡り、お料理にお菓子、お土産、まさかのエルパト in コペンハーゲン、昔の小話なんかも挟みつつブログを書こうと思います。

これからデンマークへ行かれる方に少しでも有用な情報となれば嬉しいです。

 

続きはこちら

muumuutravel.com

muumuutravel.com

© 2024 MuuMuuTravel