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北欧デンマーク旅行記⑫ ~再びコペンハーゲンへ、71ニューハウンホテルに宿泊編~

北欧デンマーク観光旅行⑫

~再びコペンハーゲンへ、71ニューハウンホテルに宿泊編~

DSBでコペンハーゲンへ

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

オーデンセからコペンハーゲンへ

オーデンセで素敵な朝食を満喫しつつ、横目でシュールな朝食を目撃(旅行記⑪参照)した後は、DSBに乗ってコペンハーゲンへ戻りました。列車は予定通りに出発し、うつらうつらしているうちにコペンハーゲン中央駅へ到着しました。本日からの2泊はニューハウンのホテルです。パレスホテルでスーツケースをピックアップした後はタクシーを拾いました。ニューハウンは運河沿いに色とりどりの木造家屋がぴっちり並んたエリアで、昔は船乗りたちの酒場町でした。今ではほとんどがレストランで、石畳に途切れることなくパラソルとオープンテーブルが並び、観光客がびっしり座っています。そして運河には観光船がじゃんじゃん運航しています。「デンマークを代表する風景」なので、見れば必ずや「あー、はいはい」っとなるでしょう。日本でいう「雷門」とか「富士山+五重塔」レベルで有名な場所といえます。べたではありますが、コペンハーゲンに来たのであれば、やはりニューハウンは訪れたい場所です。またニューハウンの近くには、衛兵交代も観られる王室のお住まい「アマリエンボー」があります。更にはヨーロッパ3大がっかりの筆頭「人魚姫の像」もありますので、是非がっかりしに行かなくてはなりません。場所はストロイエを抜けた先のため、コペンハーゲン中央駅周辺から大荷物を持って徒歩で向かうのはお勧めしません。そんな訳で宿泊する71ニューハウンホテル(71 Nyhavn Hotel)への移動はタクシーにしたのです。

71ニューハウンホテルへ

このホテルはニューハウンに面している唯一のホテルで、つまりニューハウン71番地的な名前です。倉庫であった名残を残しつつ、改装により北欧モダンデザインが融合され、絶妙にコペンハーゲン感を楽しめるホテルです。

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

コペンハーゲン
71ニューハウンホテル(71 Nyhavn Hotel)

フロントには日替わりコーディアル(リンゴンベリー、エルダーフラワーとか)とコンテナに小分けされた塩アーモンドが置いてあり、脱水状態の観光客には大変ありがたいサービスです。またロビーには常温水、冷水、炭酸水が出るサーバーというか蛇口もありますし、リンゴも置いてあります。さて正午にもかかわらずチェックインができたので、あまり大きくないエレベーターに乗ってお部屋へ向かいました。エレベーターは一つだけなので荷物がなければ階段を使う方が確実に早いです。しかし狭い螺旋階段のため、お年寄りにはちょっと危険です。ちなみに2階のお部屋に宿泊したのですが、チェックアウトが朝食時間帯にぶち当たったため、もしかしたら永遠に1階に降りれないのではないか?という状態になりました。 エレベーターを降りると、狭小な廊下にでます。扉も含めてまるで船内にいるような感じで、声も響きます。お部屋ですが、こじんまりとしたモダンデザインで、家具が素敵です。カプセルを入れるエスプレッソマシーンもありました。しかしさりげなく有料お菓子が置かれていて、危うく食べそうになりました。

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

コペンハーゲン
71ニューハウンホテル(71 Nyhavn Hotel)

お風呂は清潔で水圧も良好でした。ただ以前に宿泊したニューハウンに近い運河沿いのアドミラルホテル(元穀物倉庫)という大きめのホテルの方が、悠々としていて落ち着けたように思います。ともあれ71ニューハウンはニューハウンを、アドミラルは対岸のモダンなオペラハウスを臨む景色が素晴らしいので、是非どちらも泊まっていただきたいです。ところでフロントでもめている宿泊客の方がいたのですが、どうもブッキングしたお部屋が、サイトにでていた部屋とは違ってニューハウンが見えない、とクレームを入れていたようです。確かにホテルの構造上、ニューハウンが全く見えないお部屋もあります。「コペンハーゲンの路地を見るためにこのホテルにきたのではないんだ」と声こそ抑えていましたが、かなり憤慨していました。もし宿泊をする際は、お部屋の方向もご確認ください。

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

コペンハーゲン ニューハウン

さて早朝のお散歩がいかに素晴らしかったかをご報告させてください。朝6時、ロビーにはお散歩をする人のためにペットボトルの水とデニッシュペーストリー各種が置いてありました。デニッシュペーストリーを片手にアマリエンボーを散策する自分を想像してオシャレと思いましたが、デニッシュペーストリーを摂取することにより、朝食エンジョイレベルが低下することを恐れて食べませんでした。まず運河沿いを北へ向かって歩きました。ここは「遊泳禁止」となっていますが、数名の夏狂いのデンマーク人たちが、けっこう肌寒いのに入水しておりました。相変わらず全力で初夏を楽しんでいます。もしかしたら捕まることを恐れる何百人ものデンマーク人が、この運河の中に潜水しているかもしれません。

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

コペンハーゲン ニューハウン ベンチ

着席するために大開脚をする羽目になったベンチに腰を降ろし、しばし無邪気なデンマーク人とオペラハウスを眺めました。青い空、程よい風、静かな運河、方々に犬のお散歩をする人、ランニングをする人がいてすこぶる平和です。なんて幸福な朝なのだろう、こんなに素敵な環境であれば、私だってランニングの一つもするかもしれないと思いました。その後、人気のない静寂のアマリエンボーへ行き、マルガレーテ女王が窓から見ているかもしれないので、絶対に嫌われたくないので、無害な観光客感を全力で出しながら横切りました。最後に人魚姫の像を見て多少がっかりしてホテルへ戻りました。正味1時間のお散歩は、東京では得ることのない穏やかなひと時でした。

71ニューハウンホテルで朝食

コペンハーゲン 旅行記 ニューハウン

71ニューハウンホテル(71 Nyhavn Hotel)朝食

ホテルのダイニングは地下にあります。こちらのホテルも十分な品揃えで、パンの種類も多く、スモークサーモン以外にニシンの酢漬けがありました。このニシンが非常に美味しくて、主人は3回お代わりをしていました。またグルテンフリーのパンが3種類種、スムージーが2種類もあり、感動しました。更には椅子が敬愛するウェーグナーでした。この大満足の朝食風景を写真に撮らないわけがありません。しかし写真にはハイセンスなお爺さんが写り込んでおり、ダイニングよりお爺さんを撮影した感じになってしまいました。個人的には好きな配色です。

71ニューハウンホテル(71 Nyhavn Hotel)朝食

 

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