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北欧デンマーク旅行記⑭ ~コペンハーゲンのディナーはやっぱりデンマーク料理だ編~

北欧デンマーク観光旅行⑭

~コペンハーゲンのディナーはやっぱりデンマーク料理だ編~

「Skipperkroen」

Skipperkroenはニューハウンの並びにあるシーフード中心のデンマーク料理レストランです。ニューハウンで1,2を争う有名店として知られています。ちなみにSkipperとは英語同様に「船長」、Kroは「宿屋」「レストラン」などを示します。言うならば「船長さんのお食事処」といった感じでしょうか。営業時間は9時から23時、そして金曜土曜に限っては驚異の8時半から24時まで、何時に来るかわからない船長さんのために長時間開店しています。夏季はテラス席があるのですが、ブランチ時には満席となり、ずっと賑わっている印象でした。私と主人はお夕食に訪れ、もちろんInsideを選んだので、笑顔が素敵なウェイターさんに導かれ、無人の店内に入りました。そしてニューハウンが見える素晴らしいお席に案内してもらいました。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Skipperkroen
オーガニックレモネード

今夜のお飲み物はオーガニックのレモネードにしました。私はオーガニックと言われると3割増しで美味しく感じる体質なので、とっても美味しくいただけました。そしてお食事ですが、きっと水を溢したのであろうシワシワメニューには、ロブスタースープ、カルパッチョ、スライススモークサーモン、スカンピのグリル、ロブスター半身、カラマリなどの海産物以外にもハンバーガー、チキンのグリル、ビーフのグリル、リブステーキなんかもあり、欧米の観光客の方はハンバーガーやビーフを頼んでいる方が多いようでした。私はスチームされたヒラメの白ワインソース、主人はムール貝の白ワイン蒸しフレンチフライ付きにしました。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Skipperkroen ムール貝の白ワイン蒸し

私のヒラメは絹のように白く滑らかで、鮮やかなイクラとディルが添えられて絵画の様でした。そして野菜のグリルとクミン入りのターメリックライスがレモン風味の白ワインソースにぴったりで、ライムを絞ると更に爽やかになり、とっても素晴らしかったです。主人のムール貝は、たらい一杯分きました。ワインとガーリックバターが香ばしく、小葱が散らされていて、こちらも美しい一皿でした。主人は黙々とムール貝を食べ進めていました。たまに思い出したようにフレンチフライをむしゃむしゃ頬張りますが、目線は常にたらいの貝に集中していて「ガチャガチャ、ツルッ、モグモグ、ガチャガチャ、ツルッ、モグモグ」を繰り返しいます。私は主人がラッコに似てることに気が付きました。兼ねがねスヌーピーに似ていると思っていましたが、新たに主人がラッコにも似ているという発見ができて良かったです。私が主人に「飽きないの?」ときくと「ムール貝のこと?全然、このくらいは普通にいけるね」と満足気にツンツンした口髭をナフキンで拭いながら、小さい目をおどけてみせました。さすがラッコです。ちなみに私の「ずっと見ていられる生き物ベスト3」にラッコがいます。ははーん、どうりで主人と一緒にいても飽きないわけだ、と合点がいきました。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Skipperkroen ヒラメの白ワインソース

Skipperkroenは室内外共にニューハウンを満喫できる素敵なお店です。メニューはシワシワですが、スタッフの方は親切ですし、お料理は美味しいし、人気店であることが頷ける素晴らしいレストランでした。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Skipperkroen メニュー

Skipperkroenヨーロッパ料理 / コペンハーゲン)
夜総合点★★★★ 4.0

「Kobenhavner Cafeen 」

Kobenhavener Cafeenつまりはコペンハーゲンのカフェという事なのでしょう、こちらは1789年創業の老舗デンマーク料理レストランです。月曜から土曜までは11時半から22時、日曜は11時半から16時まで開いています。場所は市庁舎広場からストロイエに入って300メートル程進んだところから右手にのびるBadstuestreadeからすぐなので、買い物ついでに行きやすいです。

Kobenhavner Cafeen 

私と主人が18時頃に来店すると、お約束のテラス席には大柄なデンマーク人が数名座っていました。特別景色が良い訳ではないし、埃っぽいのですが、やはり彼らは屋外を選ぶようです。私たちは、肉付きの良い赤ら顔のおじさんウエイターに店内席へ案内してもらいました。中は非常に薄暗いのですが、クラシカルな内装がむしろ映えます。壁には若き頃のマルガレーテ女王をはじめ王室の方のお写真がたくさん飾られていて、愛国心を感じました。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Kobenhavner Cafeen メニュー

メニューを見ると、ディナーでもオープンサンドが頼めたので、私はスモークサーモンのプレートとローストビーフのプレートにしました。主人はメインディッシュの欄からザ・デンマーク料理である、フレスケスタイをお願いしました。フレスケスタイはデンマークの家庭料理で、特にクリスマスシーズンにいただきます。日本では手に入りにくい皮つき豚の塊に切れ目を入れて、塩を降り、オーブンで焼くシンプルな料理ですが、これが非常に美味しいのです。カリカリになった皮と、皮から溶けた脂が染みた豚、そして必ず蒸かし芋がセットになっていて、デンマークに行くなら一度は食べたいお料理です。尚、デンマーク料理といえばフリカデラ(肉団子)も有名ですが、どちらかを選ぶのなら個人的にはフレスケスタイがお勧めです。

コペンハーゲン 旅行記 デンマーク料理

Kobenhavner Cafeen
フレスケスタイ

主人のフレスケスタイが運ばれてきて、思わず歓声をあげてしまいました。お肉のボリューム!お芋の量!香ばしい豚肉の脂!これぞデンマーク料理フレスケスタイです。たっぷりのグレービーソースもついおり、非常に贅沢です。主人がお肉を頬張ると、口からはカリカリと皮が割れる良い音がします。私も皮つきの部分を一口頂いたのですが、ソースを付けなくとも皮に含まれた塩気で十分に豚肉を堪能できました。そしてお芋も甘くてとっても美味しかったです。以前、デンマークでお世話になった恩師がよく作って下さったので、懐かしくて涙が出そうでした。同時に主人が皮を食べた時のカリカリ音が、我が犬氏がフードを食べた時のカリカリ音と似ていて、犬氏が恋しくなり涙が出そうになりました。尚、このカリカリ部分の食感、味わいに関しましては北欧デンマーク旅行記⑯で紹介するお土産紹介ページの豚耳スナックに近いため、そちらも合わせてご参照ください。

コペンハーゲン 旅行記 オープンサンド

Kobenhavner Cafeen オープンサンド

さて私のオープンサンドですが、スモークサーモンには固めのスクランブルエッグ、大量のカイワレがのっていました。残念ながら私にはサーモンがしょっぱすぎてあまり好きではありませんでした。ローストビーフはビネガーの効いたカレー風味ソースが絶妙で、非常に美味しかったです。ただ少しお肉が乾燥していたので昼の残りかなと思いました。

Kobenhavener Cafeenはお店の雰囲気が素敵で、一般的なデンマーク料理が揃っています。是非、観光気分で来訪してはいかがでしょうか。

 

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Københavner Cafeen洋食 / コペンハーゲン)
夜総合点★★★★ 4.0

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