北欧デンマーク旅行②
~日本での出発準備から羽田空港編~
ある日突然、私は主人と共にデンマーク5泊7日旅行へ行くことになりました。ツアーではなく個人旅行です。5泊もありますから、ひたすらコペンハーゲンを楽しみ、デンマーク第三の都市オーデンセへ行くことにしました。まず日本で事前に行ったことを記載します。
①地球の歩き方2025-26北欧を購入
前回のデンマーク旅行から10年が経ちましたので、一般的な情報を確認するために購入しました。滞在しない他3ヵ国がもれなくついてきますが、各国の食べ物やお土産を比較できて楽しかったです。
②Bタイプのプラグを購入
デンマークで日本の電化製品を使う際はBタイプかCタイプのプラグが必要です。物価が高いので日本で購入することをお勧めします。
③ポケットWi-Fiをレンタル
デンマークではホテル、空港、観光案内所などに無料Wi-Fiはありますが、それ以外の場所ではポケットWi-FiかE-SIMが必要です。E-SIMはデンマークで手続きをすれば安価ですが、私たちは夜の到着でしたので確実なWi-Fiレンタルを選びました。
尚、デンマーク人は老若男女、英語が堪能ですので、デンマーク語で何とかしてやろうという熱意は不要です。ぜひ英語でご対応下さい。
③医療保険に加入
カード付帯でカバーできると思いましたが、念のため入りました。
④現地通過(クローナ)の両替
デンマークは電子マネー社会ですので、クレジットカードがあれば問題なく生きていけます。私たちは家にあった50Kr(クローナ)と羽田空港で11000円を400Kr交換した、計450Krを準備しましたが、使用したのはオーデンセの郊外で乗ったバス代60Krのみでした。訪れる場所にもよりますが、通貨は最小限の両替で良いように思います。尚、出発ロビーの両替所ではDDK(デンマーククローナ)の取扱がなかったので、ゲート内で両替をしました。
今回私たちが利用した航空会社はSAS(スカンジナビアン エア システム)です。デンマークの国際空港であるカストラップ空港への直行便が週3回程度出ています。現在ロシアとウクライナの戦争が影響し、東周りルートをとるため13時間強のフライトです。SASのチェックインは30時間前からオンラインで可能なため前日に済ませておきました。ただ荷物を預けるためにチェックインカウンターへ行くので、当日でも良い気がしました。
出国の朝、Uberタクシーのキャンペーンを利用し優雅にタクシーで羽田空港(ターミナル3)へ参りました。SASのチェックインカウンターはMエリアにあり、離陸の3時間前からオープンします。私たちはSAS Plus(プレミアムエコノミー)の座席でしたので、エコノミー以外の方が並ぶSAS Plusカウンターで荷物を預けました。セキュリティーチェックと入国審査もスムーズでしたので、ボーディングタイムの2時間半前にはゲートへ入れました。
羽田空港のラウンジへ
まずラウンジへ行くことにしたのですが、ここで悲しいお知らせです。以前SASはスターライアンスメンバーに加盟していたのでSAS PlusであればANAラウンジを利用できました。しかし2024年8月にスターライアンスからスカイチーム(弱小航空連合)に変わったことで現在はビジネスクラス以上でないとANAラウンジには入れません。そのため私たちはプライオリティパスで入れるサウスラウンジへ行きました。朝9時でしたが数名順番待ちの列ができていて驚きました。ここで問題発生、楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスは2025年1月からデジタル会員証になったようで、私が持参したプライオリティパスカードではラウンジに入れませんでした。楽天め、なぜ知らせない、なぜ自動移行しないのだ。ですが最終兵器、主人のダイナースプレミアムカードが炸裂です。さすがプラチナ、同行者一人(私)をぬるっと通してくれました。スヌーピー似の主人と円満な日々を過ごしている限り、プライオリティパスに頼る必要はございません。もはやデジタル会員証なんぞ作るかってんだ。
サウスランジの食べ物は昨年同様、しょっぱい野菜のソテー、冷凍枝豆、焼きそば、鮭おにぎり、明太子おにぎり、じっとり唐揚げ、カレーパン、へなちょこアップルパイ、シュガーパン、カレー(10時から)、マカロン、レミービスケット、カップヌードル、カップ味噌汁、どん兵衛きつねうどんミニ、キャンディーチーズ、唯一カップアイスがレディーボーデンバニラからハーゲンダッツバニラに格上げされているくらいでした。ドリンクも一般的なコーヒーマシーン、ソフトドリンクマシーン、ビールサーバー、各種お酒と変わりなしでした。暇だったのでシャワーに入ることにしたのですが、シャワー室は空いていて、すぐに使用できました。設備も以前と同様、簡素ですが清潔でシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ハンドソープ、綿棒1本、タオル大小がありました。時間制限30分ですので長髪の方が洗髪をすると厳しいです。尚、シャワー後のハーゲンダッツバニラは格別でした。
羽田空港でエルパト
まだまだ時間があったので、すっぴんテカテカ状態でエルメスに入ってみました。バッグは飾るが、在庫はない、安定のエルメスジャパンです。エルメスのホームページで気になっていたお馬さん柄のサマーバックはありましたが、私には大きすぎたので購入しませんでした。店員さんからは「このバッグは昨日入ってきたばかりです。(買わなくていいんですか、すぐ売れちゃいますよ、あっという間ですよ、貴方はラッキーなんですよ)」という常套句をいただきました。他に主人が気になっていたバングルもあったのですが、希望していた色味ではなかったので、こちらも購入しませんでした。うわさに聞くところ、羽田空港では購入困難なバッグ(ケリーとかバーキンとか)を急に出してくることがあるようです。このあとの旅行を考えると、散財かつ荷物増大のリスクは背負いたくないですが、買う人は買うのでしょう。
ゲートに行くと乗客のほとんどが北欧の方でした。日本人は十数名でしょうか、ツアーの方ばかりでした。定刻通りに搭乗が始まり、SAS Plusは優先搭乗の2番目に案内されたので、非常にスムーズに機上することができました。
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