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新大阪へ!駅弁は「東華軒」の鯛めしで決まりです。

新幹線で新横浜から新大阪へ!
駅弁は鯛めしで決まりです。

 大阪万博に興味を持てぬまま、日一日と時は過ぎ、9月も最終週となりました。そんな中「すごい混んでいる」「オペレショーン最悪」「21世紀の万博がこれか、、、」などという残念な感想を多々伺い、怖いもの見たさで大阪万博へ行くことにしました。尚、お仕事の都合で出発地は新横浜にしました。

新幹線の醍醐味は駅弁一択です。新幹線において「如何に駅弁を楽しむか」に重きを置く私は、念のためグリーン券を購入しました。私は新横浜で駅弁を購入する際、90%以上の確率で東華軒の「鯛めし」を選んでしまいます。幾何学的な八角形のフォルム、水面を跳ね上がるとぼけ顔の鯛の図画、おかずの少なさと白すぎるおぼろに驚愕する、そう、あの鯛めしです。

駅弁「東華軒」の鯛めし

駅弁「東華軒」の鯛めし

 小田原の老舗駅弁屋「東華軒」

小田原駅といえば、箱根や伊豆への玄関口。この地で駅弁といえば 東華軒 を外すことはできません。しかし小田原には「のぞみ」が停車しないという現実があり、こうなったら新横浜駅で羽振りを効かせるしかありません。ちなみに東京駅ではとぼけた鯛が太刀打ちできない黒毛和牛とか北陸のウニとか北海のカニとかがウジャウジャいるため、鯛めしはこっそりしています。しかしながら新横浜駅では堂々としたものです。海系弁当の筆頭に鯛めしが陣取っているのです。

東華軒はなんと 明治21年(1888年)創業です。130年以上の歴史を持つ由緒正しい駅弁屋なのです!

実は日本で最初に駅弁を販売したとされる業者のひとつで、130年以上にわたって旅人のお腹を満たしてきました。

創業当時からの名物である「鯛めし」、その後も時代に合わせてヒット商品を生み出し、東海道中に寄り添ってきました。私が幼少の頃は、東海道線でお弁当を食べる乗客が多くいました。我が家も東華軒の「鯛めし」と「鯵の押しずし」、プラスチック製容器に入った不味くて熱い緑茶、コチコチ冷凍ミカン1ネットをセットでよく買っていました。よしんば冷凍ミカンを購入しなくとも、前に座っている方、通路を挟んで座っている方から大概おすそ分けでいただけました。向かい合った狭い4人用座席、窓辺の小さなテーブルには不味いお茶と冷凍みかん、車窓からは酒匂川、そして東華軒の鯛めしの紐を解くときのワクワク感。あの頃の懐かしい思い出が、どうしたって私に鯛めしを買わせるのでしょう。

東華軒の鯛めしが買える場所
  • 小田原駅の新幹線改札内・駅弁売店が主戦場
  • 新横浜駅、東京駅や品川駅でもけっこう見かける

※観光シーズンは売り切れ注意!

駅弁「東華軒」の鯛めし

駅弁「東華軒」の鯛めし
東華軒の鯛めしを実食

包装紙を取り除くと、木目調のお弁当が現れます。尚、思いの外薄いです。ふたを開けた瞬間、いつも思うのは「白すぎる」という事です。お弁当の2/3以上が鯛めしなのです。そして微量のおかずにも驚きます。最後に楽しみにとっておこう、、みたいなスター性のあるおかずは皆無です。ただただ鯛めしを引き立てるためだけに存在するおかずです。

鯛めし:おぼろに染み込んだ砂糖の甘みが優しい。甘いのに米が進むのが不思議。おぼろが昔より散らばらなくなったのは企業努力か。米は茶飯で、しっとりとして非常に美味しい。

おかず①あさりの佃煮:味が染みている、鯛めしよりも甘味が強く、いいアクセント。

おかず②ゆず大根:甘味より塩味が強い。

おかず③ワサビ漬け:小田原ですから、これは外せません。鯛めしの甘さに、ツンとしたワサビがマッチ。

おかず④かまぼこ:勿論これは必要です。そして唯一の刺し色ピンク。

おかず⑤ちくわ:ワサビを付けても美味しいです。すごく薄い。

おかず⑥カリカリ梅、滅多に食べないので懐かしい。

まとめ「東華軒の鯛めし」は…
  • 明治から続く伝統の駅弁
  • おぼろは茶飯との相性抜群、甘い甘いやさしい味わい、おかずも精一杯鯛めしを引き立てている
  • 小田原らしさを堪能できるご当地グルメ

そんなわけで東海道を行くときは、ぜひ一度、東華軒の鯛めしを手に取ってみてください。独特の八角形、驚きの薄さ、とぼけた鯛、きっと皆さんの琴線にも響くと思います。

番外編 駅弁で人気!
「柔らかカツサンド」を食べてみた

新幹線の旅で小腹が空いたときにぴったりなのが「サンドイッチ系駅弁」です。大船軒のサンドイッチも有名ですが、最近人気を集めているのが、「柔らかカツサンド」です。

駅弁で人気!「柔らかカツサンド」

駅弁で人気!「柔らかカツサンド」
パッケージからワクワク

箱のデザインは東海道・山陽新幹線100系の食堂車壁画エッチングをモチーフにした落ち着いた色合いです。そこに大きく「柔らかカツサンド」と書かれています。

蓋を開けると、肉厚のカツが美しい、3切れのカツサンドが入っています。更に、蓋にはまちがいさがしがあります。何とカツサンドを頬張りながら、まちがいさがしを楽しめてしまうのです。しかし非常に安易なため1切れ食べ終わる前には終了してしまいました。

駅弁で人気!「柔らかカツサンド」

駅弁で人気!「柔らかカツサンド」
柔らかカツサンドを実食

厚みのある豚カツは食べごたえがあります。そしておっしゃる通りパンはふわふわ、カツは柔らかく、とっても美味しいです。カツは脂身は少なめで胃弱の私にぴったり、それでいて甘辛ソースがほどよく染みているので満足感があります。そしてパンとの一体感も抜群です。

柔らかカツサンドはどこで買える?

東海道新幹線の駅構内売店で販売しています。

まとめ 柔らかカツサンドは

旅行や出張の合間にさっと食べられるので、時間がないときにも重宝します。手軽さと満足感を兼ね備えています。名前の通り、お肉が驚くほど柔らかいのが魅力です。温めていただいてもきっと美味しいに違いありません。ぜひ一度お召し上がりください、公約通り柔らかいです。

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