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猿若祭二月大歌舞伎のチケットを購入したぞ!その3~どうしても十五代目片岡仁左衛門を見たいのです編~

猿若祭二月大歌舞伎の
チケットを購入したぞ!その3

~どうしても十五代目片岡仁左衛門を
見たいのです~

歌舞伎観劇の朝、日本列島は大寒波です。

本日の装いですが長時間座位のため身体を締め付けないワンピースをチョイスしました。装飾品はミキモトの華やかなパールのピアスにネックレス、お化粧だってアイライナーにチークまでして、久しぶりにオシャレを決め込みました。そんな私をエスコートしてくれる我が主人は黒のトレーナーに黒のゆったりズボン、まるで朝駆けされた容疑者です。「え?その格好で行くの?このまま連行されそうだけど。」と言うと「大丈夫、あの人たちはグレー、僕はブラックだから。」とのことでした。

東銀座 歌舞伎座

東銀座 歌舞伎座
歌舞伎座へ

歌舞伎座の最寄り駅は東銀座駅です。なんせ3番出口から直結です。10時半開場、11時開演なので10時前には、地下2階の木挽町広場は大賑いでした。歌舞伎座と書かれた大提灯が天井から下がり、お着物姿の方も多く、華やかです。この広場は歌舞伎感あふれるお土産はもちろん、お食事処、お弁当屋さん、セブンイレブン、タリーズもあります。そしてシールに好きな文字を入れて、奴さん型キーホルダーを作るマシーンもあります。私は1,000円を投入し、お留守番をさせている犬氏のために一つ作製しました。このフロアにはお手洗い、喫煙所、チケット引き換え機もあります。お手洗いへ行こうとしたら10人程の行列が出来ていました。女性客が多い中、なんと4室しかないのですから仕方ありません。開場まで待てるのであれば、歌舞伎座3階の広いお手洗いに行かれると良いと思います。

歌舞伎座 木挽町広場 お土産

歌舞伎座 
木挽町広場 お土産

開場までの間、外から歌舞伎座の景観を眺めてみたり、稲庭神社で「健康とか金運とか、もろもろよろしくお願いします。」と祈願してみたり、お土産処 木挽町(中年女性のオアシス)で散財したり、イヤホンガイドというあらすじ、配役、見せ場なんかを解説してくれるスマホサイズの機械を1人800円(カード不可)で借りたりしました。尚、イヤホンガイドは会場内でも借りられます。

10時半、ついに会場です。チケットをもぎりしてもらい、まずは午食の確認へ行きました。事前に「歌舞伎座 オンライン食事予約」で3階「花篭」でのお食事をお願いしており、1階東側受付で引き換え票をもらいました。これがあるとスムーズにお席へ案内してもらえます。幕間の30分でお食事をするため、少しでも時間短縮の準備です。お昼は客席でいただくこともできますが、せっかくなので歌舞伎座内のお食事処にしました。

開演10分前に席へ向かいました。1階の1等席、真正面ではありませんが、舞台全体が見渡せてまずまずです。ただ座席がコンパクトなので隣と密着しており、椅子も浅く、何となくお尻がフィットしません。一般的な映画館の座席よりタイトな印象です。ドジャースタジアムで例えると、フィールド席、ロッジ席くらいでしょうか。ですが座席前はそこそこのスペースがありますので、購入した宝の山を置くことができました。

ついに初日昼の部が開演!!
イヤホンガイドを借りて良かった。

一幕目は「お江戸みやげ」でした。このお話はガイドがなくともわかる内容で、シンプルに演劇を楽しめました。笑ったり、そわそわしたり、切なくなったり。ですがガイドがある方がより見どころや理解の幅が広がります。それにしても登場するオバサンやオネエサンたちが本当の女性より女性らしく、特にオバサンたちのオバサン感が絶妙で面白かったです。

12時5分に終了し15分の幕間がありました。皆さんおもむろにお弁当を食べたり、お握りをかじったりと慣れたものです。私と主人も購入した言問団子を食べたりして、有意義に過ごしました。二幕目は鳶奴です。藤間流家元でもある尾上松緑が表情豊かに滑稽な舞踏をみせてくれました。何も難しい事はなく、ニヤニヤ笑っているうちに終わってしまいました。

歌舞伎座 イヤホンガイド

歌舞伎座 イヤホンガイド
花篭でランチ

さてお次はお食事です。時刻は12時半、幕間が35分ですので、多くの方が退出し、会場の外は人でごった返していました。私たちはエスカレーターで3階へ上がり、西側のお食事処 花篭へ行きました。予約票を渡すと、すぐお席へ案内してくれました。こちらのレストランは定員数160名程度ですので、歌舞伎座の客席数1,800-1,900を考えれば、かなり争奪戦のはずです。ところがお席は2/3程度しか埋まっておらず拍子抜けでした。テーブルは個々のセッティングではなく、流しテーブル式なので、だだっ広い地方ホテルのお食事会場のようで懐かしい感じでした。幕間のお食事ですが、歌舞伎座には花篭以外に吉兆、喫茶店、地下のイートインもあります。しかし実際は客席でお弁当屋や軽食を召し上がっている方が多いようでした。けれど是非一度、この花篭でのお食事を経験していただきたいです。着目ポイントはテーブルに漢字フルネームで書かれたまあまあなサイズの立札が置かれていて、もう絶対ここが私の席なんだ、プライバシーとかないんだ、という自我を強く意識しながらお食事をいただける点です。ですので、立札に「さとふる様」とあれば、あのテーブルは体験型ふるさと納税で歌舞伎にきたのね、高尚だわ。とか「〇〇市医師会」とあれば、ほほうナイスな福利厚生だわ。っとか色々考察ができて面白いのです。そしてお食事も思いの外美味しかったです。私と主人は「海鮮ちらし重」オンライン価格3,200円也を予約したのですが、お重に入った美しいちらしで、量も多すぎず、ネタも新鮮で幸せでした。本当は「にぎり寿司」オンライン価格3,400円也が良かったのですが残念ながら日曜祝日はお休みでした。他には「猿若祭御膳」オンライン価格4,000円也、「花車膳」オンライン価格3,400円也の王道なお食事、「蟹肉とフカヒレのあんかけ丼」「海の幸いっぱいあんかけ丼」という咀嚼に難ありのご高齢に好まれるであろう、とろみ系メニューもありました。やはりお食事はゆったりテーブルでいただくに限ります。お番茶のポットもありますし、この独特な雰囲気がたまりません。

歌舞伎座 花篭 ランチ

歌舞伎座 
花篭 ランチ
三幕目弥栄芝居賑

急いでお手洗いに寄り、13時3分からは三幕目弥栄芝居賑です。ついに私が歌舞伎観劇を決心した理由、つまり片岡仁左衛門の登場です。このお話は、、お話というか、現実というか、、寛永元年に幕府公認の芝居小屋「猿若座」を初代中村勘三郎が建てたのですが、その祈願として昭和51年に十七代目中村勘三郎を中心に「猿若祭」が歌舞伎座で始まりました。本年で50周年の節目となるため、当時の猿若座の賑わいを演じつつ、現在の中村座の繁栄を願うという、アドリブ豊富な一幕でした。初日ということで役者各々が素の言葉で話しているような所があり面白かったです。時折かみ合わないというか、テンポが悪い印象もありましたが、それも含めて見どころなのでしょう。やっと拝めた片岡仁左衛門はやはり美しかったです。声も素敵でした。しいて言えば声が小さいんだなーっと思いました。

東銀座 歌舞伎座

東銀座 歌舞伎座

この後もう一度30分の幕間があり、けっこう暇でした。

ラスト四幕目は積恋雪関扉、90分の長い舞踏劇です。実は私のお尻が歌舞伎座の座席と相性が悪く、一幕目早々に座骨が痛くなったので、この90分はかなり苦しかったです。そして眠気との熾烈な戦いにも難渋しました。このお話は最初の1時間がけっこう単調です。男役も女役も「およおよ」言うくらいで、刺激がありません。私は数回、首ガクーンをやらかしました。そうです朝の満員電車で見る頭部が後方へ急速にガクーンってなるあれです。高額なチケットなんだから寝てる場合ではないと言い聞かせるのですが、気が付くとガクーンっとなるわけです。幸い最後の30分は早変わりやら早化粧やらと舞台上は忙しく、つけ打ちがこれでもかと鳴り響くので、目は冷めました。ですが今度は臀部痛です。お客さんが「おぉ!」とか「よっ!」とか拍手だとかするごとに、私も興味があるふりをして伸びあがり、お尻のポジショニングを変えることで、何とかやり過ごしました。そんな訳で中村勘九郎、中村七之助、尾上菊五郎という有名どころの豪華共演であったこの幕は苦渋のうちに終わりました。感想はそうですね、七之助の切れ長の目とウネウネ感が美しかった。勘九郎はどうなんでしょう、私は素人だから評価するに値しないのですか、何か雑?頑張っているけど魅入るものはありませんでした。それよりも片岡仁左衛門に関しては、立ち回りや舞踏を見たわけではないので、不十分です。腹二分目といった感じです。ですので4月に大阪はなんばまで出向き、松竹座さよなら公演「御名残四月大歌舞伎」で満腹にしようと思います。実はもうJALマイルで特典航空券、羽田-伊丹間の往復をJクラスで確保しました。あとは2月22日10時になった瞬間にチケットを購入するだけです!!

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