リーバイス 506XX 復刻モデルを徹底解説!(LVC)
リーバイスのデニムジャケット(ジージャン)
2025年7月24日に発売されたLVCのS506XXも、以前ナイキとコラボしたデニムやスニーカーも結局買えませんでしたが、今日はヴィンテージデニム好き永遠の憧れ「リーバイス506XX」の復刻モデルについて語ろうと思います。
ファースト(1st)モデルとも呼ばれるこのジャケット、デニムジャケット(ジージャン)の原点ともいえる存在です。復刻モデルを探している方、買おうか悩んでいる方に向けて、その魅力をたっぷりとご紹介します。

そもそもリーバイスの「506XX」ってどんなモデル?
リーバイス506XXは、1936年頃に登場したデニムジャケット、いわゆる「1stタイプ(ファースト)」と呼ばれる、リーバイスのトラッカージャケットの原型です。
特徴は…
- フロントのボックスシルエット
- シングルポケット(左胸のみ)
- バックのシンチバック(尾錠)付き
- フロントプリーツ
- 赤タブ(片面Big E)
「シンプルなのに個性的」それが506XXの最大の魅力!
また先日リーバイス公式よりS506XXが発売されました。即完売でフリマサイトではプレミア価格となっております。

バレンシア製の506XX(1stモデル)
LVCのS506XXとは?
- 品番の最初についている“S”はSimplify(簡略化) を意味し、第二次世界大戦中の物資節約により、仕様を削ぎ落とした“シンプルモデル”(対戦モデル)として発売されました。
- ポケットフラップが省略され、フロントボタンが5つ→4つに削減、オリジナルボタンから月桂樹ボタン、ノンブランドリベットなど、当時の仕様を忠実に再現しています。
- ここ何年か限定販売しかしていないのでとてもレアです。
リーバイスの公式復刻とは?
◆ Levi’s Vintage Clothing(LVC)
リーバイスが展開するアーカイブ復刻ライン。506XXも何度もリリースされており、1936年モデルや1953年モデル(507XX)など、細部に至るまでこだわった再現度が人気です。
- 以前はバレンシア工場などの米国製でしたが現在は日本製
- 生地はカイハラ社製の約13オンスのデニムのオーガニックデニムなどを使用
- オリジナルと同様にシンチバックなどディテールを再現
- 価格帯は5万円前後(最近は値上げが続いています)
購入時の注意点
- サイズ感に注意:オンラインで買う場合は、レビューやサイズ表をしっかり確認!リジットの場合は洗濯により約10%程縮むことがあります。
- 復刻年によって仕様が異なる:同じ506XXでも、リリース年によって生地やパーツが違うことがあるので要チェック。
購入後はファーストウォッシュ(リジットデニムの場合)
準備編
- ぬるま湯(30℃以下)がおすすめ
- 洗剤:中性洗剤 or デニム専用洗剤(色落ちを抑える)
- 裏返す:色落ちを最小限にしたいなら必須
手洗い or 洗濯機(ネット使用)
洗濯機の場合
- ネットに入れて「手洗いコース」や「ドライコース」
- 脱水は短時間(1分以内)
手洗いの場合(おすすめ)
- 裏返して浴槽かバケツにぬるま湯を張る
- 洗剤を少し入れて30分浸け置き
- 軽く押し洗い
- 水を替えて2回すすぐ
- 軽く脱水
乾燥方法
- 直射日光は避けて形を整えて陰干し
- 乾燥機は基本NG(大縮み&生地傷み)
デニム用洗剤は↑↑
LVCの506XXの着こなしのポイント
セットアップがおすすめ
リーバイス506XXの復刻モデルは、ワイドパンツやチノ、ミリタリーパンツとの相性が抜群です。冬場はコートのインナーにも最適!
個人的には、太めのストレートデニムに合わせたデニムオンデニム(通称:デニムセットアップ)も激推しです。復刻モデル同士だと比較的簡単に購入ができます。
また、着込むほどに経年変化が楽しめるのも魅力のひとつ。自分だけの色落ち、袖のハチノスやアタリを育てて楽しんで下さい。

バレンシア製の506XX(1stモデル)
まとめ:LVCの506XX復刻は“買い”なのか?
答えは YES!
リーバイス506XXのオリジナルはヴィンテージ市場でも高額取引される激レア品ですが、復刻であればその魅力を手頃な価格で体験できます。しっかり着込めば、自分だけの1着に育っていくこと間違いなしです。
「本物のデニムジャケットを着てみたい」
そんなあなたには、リーバイス506XXの復刻がピッタリです。


