ドジャースタジアムへ
大谷翔平選手を見に行こう!
座席:ホームランシート(外野席最前列)
4月に主人とドジャースタジアムで試合を観戦をしてきました。昨年も7月に4試合観戦したのですが、その経験から「次回あの席に座ってみたい!」と思った座席を予約しました。その一つがホームランシートになります。
ちなみに昨年観戦したドジャースタジアムのシート(座席)は以下の通りです。もしお暇でしたら昨年のブログをご参照ください。
④Bank of Americaスイートレベル(2階と3階の間)
ホームランシートとは
外野スタンド(ライト4か所、レフト4か所)の最前列と2列目に設けられている独立したエリアです。ベンチテーブルとスツールがあり、お食事やお飲み物が楽しみやすい設計です。というか、そもそも軽食とソフトドリンクはインクルーシブなのです。
昨年ドジャースタジアムの外野最前列で観戦した際に、我々より更に前にシートがあったので驚きました。その座席は素敵なスツールに腰掛け、テーブルにはお食事をガンガン置き、リラックスしつつも、いつホームランが飛んでくるかワクワクドキドキできる夢のようなシート、何より外野選手が近く、回またぎの際は選手がボールを放ってくれたりするのです。
「ああ、私としたことが!しくじった、勉強が足りなかった!知っていたらStubHubで買ったのに!」
前回、自責の念にかられましたので今回はリベンジを果たしたわけです。購入したのはホームランシートの1列目です。しかもホームランシートは全てが年間シート販売ではないようでStubHubではなくMLB Ballparkから正規のお値段で購入できました!と言いましても2席で614ドルですから非常に高価でした。
さてホームランシートに関して詳しくお伝えしたいと思います。アクセスですが、レフトフィールドパビリオンの下に、最近話題になりました、好きな選手と合成写真が撮れる「ARフォトブース」があるのですが、その横にHOME RUN SEATS専用エントランスがあります。係りの方にデジタルチケットをスキャンしていただき、フリーアクセスが可能となるリストバンドを巻いてもらいます。エントランスを抜けるとフリーのお菓子(ポップコーン、クラッカージャック、ピーナッツ)とソフトドリンク(水、缶のスプライト、コカコーラー、ダイエットコーラ、ライトコーラ)が入った冷蔵庫が置いてあります。内心「コーラ3種類もいるのか、何かのコーラの代わりにリンゴジュースでも置いたらどうなのか。」と私は思いました。まあいいや、私は水さえあればいいのです。
ホームランシートのリストバンド
ホームランシートの座席
ホームランシートの座席
さてお座席ですが「ヒュー!」思わず感嘆が漏れます。テーブルの先は絶壁、そして美しいフィールドが広がっているのです。昨年のダグアウトクラブはバッターとの距離は近いのですが、いかんせんネットがありました。しかし、ここにはそのような隔たりはございません。大好きな選手たちと同じ空気を吸っている、、そんな変態的な気持ちにさせてくれる解放感があるのです。しかも隣の席とは思っていた以上に空間がありプライベートな雰囲気を保って観戦できます。またスツールの後ろの空間も広く、気兼ねなくお菓子やソフトドリンクを取りに行けます。更に席から乗り出すとフェンスが触れられます。感触はムニッとしていました。ここに選手がドーンと激突したりするのだからムニッとしているのは当然なわけです。是非、今日も新加入マイケル・コンフォート選手なんかがドーンとぶち当たりながらもホームランを阻止してほしいと思います。しかし、如何せんホームランシートは暑いとう事実に気が付きました。4月とはいえロサンゼルスの太陽は強く鋭く容赦なく、ホームランシートに座る善良な観客にウルトラバイオレットを浴びせてきます。そんなわけで、この座席はナイターがお勧めです。すべて17時以降であれば耐えられると思います。
ホームランシート(最前列)からの見え方
ホームランシートでの食事
食事メニューQRコード
お食事ですが、座席のテーブルにQRコードが貼ってあるのでスマホでメニューが閲覧できます。オーダーはホームランシートをウロウロしているウェイターさんにお願いするシステムです。ウェイターさんが注文と座席番号を確認し、配膳はサーヴィングスタッフが行います。そして、まあまあの確率で座席を間違え、まあまあの確率で注文も間違いますが、まあまあの確率で何かしらが届きます。
ちなみにアルコールは苦手なので飲まなかったのですが、平気で18ドルとかします。
今回私たちがオーダーしたのは
①シーザーサラダ(パルメザンたっぷり、別でドレッシングとクルトン付き)
②野菜スティック3個(フムスディップ付き)
③ナチョス
④ドジャードック3本
⑤ティラミス
⑥キャロットケーキ
⑦チョコレートケーキ
それ以外にフリーコーナーからお菓子数点、水を数本、スタンダードなコーラとスプライトを数本いただきました。実際にドジャースタジアムでこれらを購入したら、、、たぶん200ドルくらいになるでしょうか。614ドルの席ですが、これを加味すると、、、お得なのかどうなのか。
シーザーサラダと野菜スティック
お味ですが、シーザーサラダはパルメザンチーズがたっぷり入っているので、苦手なシーザードレッシングを付けなくとも美味しくいただけました。大概の方はドレッシングをかけて1,000回くらい振ってから召し上がっておりました。野菜スティックは人参とセロリのみですがフレッシュで、フムスディップが美味しくて一押しです。ナチョスは、まあ想像通りの味で、ぼんやり観戦しながら食べるには最適の逸品でした。ドジャードッグは安定のへなちょこテイストで最高でした。やっぱりドジャードッグが一番です。ソーセージのへたり具合、口蓋に張り付くヤル気のないパン、ケチャップとマスタードで何とか潤わせて飲み下し、あぁドジャースタジアムに来たと胸が熱くなりました。デザートは大好物のキャロットケーキがあって大満足でした。キャロットケーキしかりチョコレートケーキしかり、決して手を抜くことない殺人的甘さ、是非トライしていただきたいです。
結局、試合はホームランボールが飛んでくることはなかったのですが、常に期待と興奮を味わえて飽きることなく楽しめました。実際、今回の旅行中に何回かホームランシートの方がホームランボールをキャッチしている姿を見ましたのでかなりチャンスはあると思います。しかし外野席はボール目当てのお子さんが非常に多いので、大人がキャッチすると「もちろん子供にあげますよね?」「え?仕舞っちゃうんですか?」みたいな雰囲気になります。それはもう抜群に、そんな雰囲気になります。
ドジャースタジアム ホームランシートのまとめ
以下が私の思うホームランシートの総括となります。
メリット
・チケットはBallparkアプリから購入できる
・ボールゲットの可能性あり
・お食事をたくさん召し上がる方にはコスパが良い
・座席が広々している
・ドローンショーやファイヤーワークなど、試合後にフィールドへ入れる日にはアクセスしやすい
デメリット
・チケットは安くはない
・デーゲームは容赦ない太陽光線
・スタジアム飯を自由に堪能したい方には勿体ない
・ホームランやヒットがない試合は退屈
・子供の圧
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