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ウズベキスタン旅行記⑫ ~ブハラ観光編:風土、文化、歴史、全てが合わさり琴線にふれる国~

ウズベキスタン旅行記⑫

~ブハラ観光編
風土、文化、歴史、
全てが合わさり琴線にふれる国~

ブハラとは

ウズベキスタン旅行記 ブハラ カラーン・ミナレット

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
カラーン・ミナレット

ウズベキスタン旅行記 ブハラ カラーン・モスク

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
カラーン・モスク

ブハラはサンスクリット語で「僧院」を意味します。2500年以上の歴史を持ち、古代から中世までイスラム文化の中心でした。チンギス・ハンにより一度町は破壊されましたが16世紀には再建され、旧市街には当時の建物が残り歴史地区として1993年に文化遺産となりました。旧市街中心地にラビハウズ(池)があり、この両側に二つの美しいメドレセ(神学校)があります。池を囲う青いタイルの美しさに見とれてしまいます。池の周りにはレストランのテーブル席があり、とても素敵な雰囲気でした。ラビハウスから少し歩くと中央アジアに現存する最古のメドレセ、ウズベク・メドレセがあり、その向かいに入口の装飾が目を見張るアブドゥル・メドレセがあります。この二つのメドレセの繊細さ、神々しさは素晴らしかったです。さらに少し歩くとカラーン・ミナレットという非常に大きな塔があります。カラーンは大きという意味なので納得です。しかし大きさよりも、層の美しさに圧倒されます。レンガが異なる方式で14層の帯状に積まれているのですが、その美しさは格別なのです。その横にあるカラーン・モスクも名に恥じることなく大きく立派で、中は1万人の信徒がお祈りできる広場になっており、その壮大な空間に驚きました。高い土壁で囲まれた四角い空間、上をみれば真っ青な空、映画で見る刑務所のグランド超大きいバージョンともとれる空間でした。

ブハラ観光へ

ここからすぐのところに18世紀に再建されアルク城があります。あまりに重厚な城壁で砦といった雰囲気です。

ウズベキスタン旅行記 ブハラ

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
アルク城 城壁

ウズベキスタン旅行記 ブハラ サーマーニーズ公園

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
サーマーニーズ公園

さらに数分歩くと、サーマーニーズ公園という、遊園地併設の整備された公園に着きます。尚、この遊園地にはつぶらな瞳系のミッキーマウスがいました。

ここには現存する中央アジア最古のイスラム建築、イスマイール・サーマーニー廟があります。9世紀終わりに建造され、運よく土に埋まっていたため、モンゴル来襲時に気が付かれなかったようです。煉瓦が詰まれた美しい正方形の建築物は芸術的でありながら、少し離れて望むと、落雁やエシレバターケーキのような、何とも言えず美味しそうなお菓子に見えました。

ウズベキスタン旅行記 ブハラ イスマイール・サーマーニー廟

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
イスマイール・サーマーニー廟
バザール跡でお土産を購入

カラーン・モスク周辺にはタキと呼ばれるバザール跡があり、ここはお土産屋さんがたくさんあります。遺跡の様な建物の中に、一般的なスーベニアショップ、絨毯、アクセサリー、香辛料、お洋服屋さんなどがあり、無理な客引きや、押し売りがないので雰囲気がとても良いかったです。欧米からの女性観光客に関しては、ほぼ100%、現地の服を購入し着用していました。例えば薄い生地でできたモンペみたいズボン、ほわっとしたスカート、ロングワンピースなど、涼し気でありながらエキゾチックな柄が町とマッチしていて素敵でした。

ウズベキスタン旅行記 バザール跡 タキ

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
バザール跡 タキ

ブハラで有名なのはコウノトリ型の鋏です。大きさは様々、形はオスかメスか、色は金か銀かチタン製かなど好みで選べます。私と主人がオスの銀色の鋏でも買おうかねーと話していたら、店主の女性が、その場で名前入りの対応もしているよ、と紙とペンを渡してきました。私が日本でお留守番をしている犬氏の名前を悪戯で記載したら、10秒後に犬氏の名が掘られた鋏を手渡され、支払いに進んでいました。非常に迅速な対応でした。もう少し吟味したかったのですが、かわいい字体だったので満足しました。ちなみにお値段は20ドル程度でした。また有名なスザニ屋さんもあり、私はここで母のお土産を購入ました。スザニとは17世紀頃から中央アジアの遊牧民が作ってきた刺繍布です。ウズベキスタン発祥と言われ、女児が生まれると一族の女性が縫いはじめ、嫁入り道具に持たせる文化があったそうです。各地方により伝統の模様があり、ブハラはザクロ柄で有名です。ザクロの実のようにたくさん子宝に恵まれるようにとのことです。お値段はピンキリで、安いものは機械で木綿布に木綿糸で縫ったものになり、子供の自由研究程度のクオリティーです。本来のように手刺繍で絹布に絹糸で縫っているものは高価です。あとは大きければ勿論高価になりますし、一針ごと色が異なる絵柄ですと、その都度結び目を作るので手間がかかり高価になります。目が慣れると、光沢加減で絹布に絹糸の商品がわかるようになります。そして絵柄も一度トラディショナルなパターンを知ってしまうと、最近のデザインが急に安っぽく見え魅力を感じなくなります。結局、店主さんが店の一角に隠していた「本物」を持ってきてくださり、これだという一枚を購入しました。大散財でしたが、母の後、私が大切に使おうと思います。

ウズベキスタン旅行記 ブハラ お土産 コウノトリのはさみ

ウズベキスタン旅行記 ブハラ
お土産 コウノトリのハサミ
ブハラからサマルカンドへ

15時ブハラ駅から特急列車に90分ほど乗り、サマルカンドへ移動しました。列車は新しく近代的で、ほぼ新幹線というくらい快適でした。スペイン人観光客のおじさんが「この電車はスペイン製」と教えてくれました。中では機内販売のおじさんがおり、日本の岩の様な硬いアイスクリームとは異なり、カップに盛られ溶けかけたアイスクリームを販売したり、カップに盛った苺を販売したりしていました。世界の車窓からウズベキスタン編をしているうちに、あっという間にサマルカンドへ到着していました。

ウズベキスタン旅行記 ブハラからサマルカンドへ

ウズベキスタン旅行記
ブハラからサマルカンドへ

そんな訳でブハラの歴史地区は見るべきものがギュッと濃縮しているので半日あれば十分に素晴らしさを堪能できます。町全体の雰囲気を含め、美しいメドレセやらモスクが多く、段々とその感覚に慣れてしまい、贅沢にも「さっきのと似てるなー」という感想が生まれます。しかし今振り返ると、ウズベキスタン旅行で訪れたヒヴァ、ブハラ、サマルカンド、タシュケントの中で、私は一番ブハラの町が好きでした。

 

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