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ウズベキスタン旅行記⑥ ~ウズベキスタンのお食事は日本人にも美味しくいただけると思います編~

ウズベキスタン旅行記⑥

~ウズベキスタンのお食事は
日本人にも美味しくいただけると思います編~

ウズベキスタンは中央アジアの中心部といえる場所にあります。国土面積は日本の約1.2倍であり周囲を他国に囲まれた海なし国です。二重内陸国(海に出るまで少なくとも2つの国境を越える国)のため湿気が少なく乾燥した大地が広がります。古代からオアシス都市がシルクロードの中継地となり、中央アジアのみならずイスラム文化の中心として大いに栄えてきました。

ウズベキスタン料理とは

そんなことから食文化は中国、ヨーロッパ、中東、ロシアなどの料理が融合しバラエティーに富んでおります。内陸国ですからお肉と野菜が中心です。ヒヴァなど地域によっては川魚も食べるそうです。お料理にはディル、コリアンダー、ミント、ドライガーリックなど香辛料をふんだんに使用するので、人によっては苦手かもしれません。またナッツやドライフルーツの種類が多いことに驚きます。バザールへ行くと、アーモンドだけで5種類以上、レーズンで10種類近く売られていました。他に有名なのがアプリコット、イチジクです。そしてお食事に必ずそえられるのがナンです。タンドールで焼いた大きな丸いパンで、日本のインド料理屋さんで食べるそれとは全く様相が異なります。町ごとで厚みや食感が違うので、訪れたさきざきで違いを楽しめます。甘いものに関しては蜂蜜が有名で、綿花が盛んなことから日本では珍しい綿花の蜂蜜が多く売られています。そしてハルヴァというお菓子も有名です。これは植物性油脂やバターに小麦粉、蜂蜜、砂糖、さらにマンゴーやナッツを混ぜて作るブロック状のスイーツです。他にもデザートでケーキを頻繁に食べましたが、日本のデパートにある洋菓子のような洗練されたものではなく、パサパサのパウンドケーキの間にバタークリームが挟まったようなケーキで、何にしろ甘い、とても甘いのが特徴かと思います。そしてお茶文化なので、食後は必ずポットのお茶が出されました。味は紅茶と緑茶の間のような香りで飲みやすく感じました。コーヒーも徐々に浸透しているようで、タシュケントやサマルカンドの都市部ではCoffeeと書かれた喫茶店をよく目にしました。

私がいただいたお食事はツアーのためか、どの都市でもかならずミネラルウォーター1本、切られたナン、前菜、すごく暑い日でも温かいスープ、メイン、デザート、お茶のコース料理ばかりでした。どのレストランもお料理が残っていても、さっさとお皿をさげていくのが印象的でした。これも文化なのかもしれません。朝食はホテルのビュッフェで、たいがい似たようなラインナップでした。

ヒヴァでのお食事

ヒヴァは古代ペルシア時代から栄えた砂漠の中にあるオアシス都市です。ナンは平べったく、硬めで味は少し塩が効いています。ピザ耳だけのパンといった感じでした。

昼食:野外博物館都市イチャンカラ内のレストラン

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ ナン

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ スープ

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ ランチ

ウズベキスタン旅行記 
ヒヴァ 昼食

前菜にビーツ、きゅうりと茄子、キャベツときゅうりの3種類のマリネがでました。油とお酢がしっかり使われていて、各々香辛料が異なるために浅漬けに近いものや、イタリアンぽい感じ、中華風味と異なる味付けで面白かったです。特に私はビーツが甘くて新鮮で美味しく感じました。スープは温かいカボチャスープがでました。甘味はあまりなく、優しい味でした。メインはシャヴィト・オシュというディルやコリアンダーを練り込んだ麺に牛肉とポテトがのったヒヴァ伝統料理でした。麺が思いの外柔らかいのでパスタだと思って食べると驚きます。添えられたサワークリームを付けるとより美味しくなりました。デザートはレーズンを使ったケーキで、とっても甘いので半分で十分でした。お茶は緑茶のような風味で美味しかったです。

夕食:野外博物館都市イチャンカラ内のレストラン

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ 前菜 マリネ

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ 夕食 パン

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ 夕食 スープ

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ 夕食 牛肉

ウズベキスタン旅行記 ヒヴァ 夕食 デザート

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ヒヴァ 夕食

前菜は人参、クスクス、カリフラワーの3種のマリネでカリフラワーの味が濃くて美味しかったです。人参も新鮮で、ウズベキスタンは野菜が美味しい国なのだと確信しました。スープはマンバルというシ野菜とショートパスタ入りスープで、ほぼミネストローネです。次にかぼちゃのサモサがきました。衣がサクッとしていておいしかったです。メインは牛肉のフィレと肉団子にお米とマッシュポテト添えでした。香辛料の入った肉団子が美味しかったです。またお米のパサパサした食感が、お料理に合いました。デザートはウズベキスタンで高頻度に目撃されるバタークリームがサンドされた茶色いケーキでした。柔らかくて美味しかったっです。

朝食ビュッフェ

ウズベキスタン旅行記 朝食

ウズベキスタン旅行記 朝食

ナン(硬い)、白いパン、黒パン、フレンチトースト、揚げパン、グンマ(ミンチ肉が入った揚げパン)、クロワッサン(超硬い)、茹で卵、目玉焼き、オムレツ、チーズ、スモークチーズ、フェッタチーズ、カッテージチーズ、ハム、黒パンピザ、生野菜、茹で野菜、りんご、洋ナシ、オレンジ、チェリー、オリーブ、ヨーグルト、ビスケット、シュークリームもどき、カスタードコロネもどき、甘いケーキ数種類、ナッツ数種類など、飲み物はチャイ、水、コーヒーマシーンとかなりラインナップが豊富でした。この中からピックアップしたのですが、残念ながら私が選んだパン系はパサパサで硬く、揚げ物は冷たくて油っぽく、甘い系は湿気ていたり、粉っぽかったり、甘すぎたりで美味しくなかったです。おもしろいのはチーズを噛むとキュリキュリしました。一番美味しかったのは茹で卵とチャイでした。

昼食:古代遺跡アヤズカラ近く、砂漠の中のレストラン

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

古代遺跡アヤズカラ ウズベキスタン ランチ

ウズベキスタン旅行記 
古代遺跡アヤズカラ 昼食

はじめにナン以外に小さな揚げパンがでました。揚げパンは少し甘味があり、止まらない美味しさでした。ただ不思議なことに、ずっとほんの少し温かいのです。ずっとうっすら温かい揚げ物が今も不思議でなりません。前菜は春雨サラダと人参ポテトサラダで春雨は完全に日本のお惣菜でした。スープは野菜とお米入りの味なし牛骨スープでした。メインは牛肉とゴロゴロ野菜の煮込みでした。お肉よりも人参、キャベツなどのお野菜がとっても美味しかったです。

ブハラでのお食事

ブハラは古代から中世にかけてイスラム教文化の中心都市でした。ナンは多少厚みがあり、断面がフランスパンの様な感じで、味もフランスパンに近いと思います。

夕食:世界遺産ブハラの人気ウズベク料理レストラン

ウズベキスタン旅行記 ブハラ 夕食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ 夕食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ 夕食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ 夕食

レストランの3階(最上階)は屋根がなく、景色が素晴らしいため予約必須のお店と伺いました。その分観光客商売なのでしょう、5時半に着いた時にはすでに厨房のテーブルには大量の冷え切った食事が放置されており、お料理は期待薄だなと思いました。レストランは3階のみ中国人、イギリス人などの観光客で一杯になりました。前菜は揚げ茄子の上にトマトとチーズがのったもの、揚げ野菜のヨーグルトソース和えで、どちらも油が酸化し衣がじっとり硬くなって、食べられたものではありませんでした。メインはチキンの醤油風味炒めで、これもすでに冷たく、肉は硬くて味付けに深みがなくとっても不味かったです。デザートは干からびてパサパサのスポンジケーキでした。旅行中、ここのお食事が最も残念でした。いくら立地が良くとも、調理後にしばらくたったお料理を出すようなお店はツアーの中に組み込むべきではないと思います。このレストラン以外にも良い景色を臨む場所はありますし、正直なところ大して眺望はよくないです。

朝食ビュッフェ

ウズベキスタン旅行記 朝食

ウズベキスタン旅行記 朝食

ナン、パン、クレープ、カッテージチーズ入りクレープ、グンマ、サムサ、トマトチーズのせ、生野菜、りんご、オレンジ、バナナ、チキンの串揚げ、ハム数種、チーズ、カッテージチーズ、茹で卵、目玉焼、ケーキ各種、揚げパンなどから選びました。今日の茹で卵はあまり美味しくなかったです。チーズはやっぱりキュリキュリしていました。ヨーグルトは甘くて人工的な味がしました。そしてまたしてもケーキを含め小麦粉系は硬くて、風味から古い印象がありました。そういえば昨晩訪れた小売店でパンやケーキが常温ノーラップでむき出しのまま販売されていたことを思い出し、納得しました。食べ進めるのは危険と判断し申し訳ないですが残しました。ここのホテルは危険なのでは?と思ったのはこれだけではありません。

ウズベキスタン旅行記 朝食

ウズベキスタン旅行記 朝食 ケーキ

お料理の前に各々英語表記とウズベク表記のプレートがあるのですがバクラヴァの前に”チキンクレープ”のプレート、ケーキの前に”インスタントコーヒー”のプレートが置いてあったり適当なのです。しかしスタッフの若い男性は非常に働き者でした。食品を神経質に整え、随時食品の写メを撮っています。欠品した食材を厨房に伝えているのでしょうか?しかしどのお料理も山盛りあります。挙句の果てにスマホのバッテリーが切れてしまい、足早に充電コードを取りに帰ったりで謎に大忙しです。それよりも表記の確認をしてほしいところです。こちらのホテルはレストラン内に大きなモニターがあったのですが、ウズベキスタンが誇る観光地ブハラにありながら、様々な海辺リゾート地とホテルを紹介する映像が流れていました。どう考えても同系列ではないホテルを紹介しまくっていましたが、主人は「海への憧れがすごいんだと、海がないからね。」と妙に納得していました。

昼食:ブハラ市内

ウズベキスタン旅行記 ブハラ市内 昼食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ市内 昼食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ市内 昼食

ウズベキスタン旅行記 ブハラ市内 昼食

前菜はキャベツのマリネで日本でも普通に食べる味でした。スープはチリ風味のクルトンが浮かんだ野菜とクスクスのスープでした。野菜の旨味があって美味しかったです、メインは目玉焼きがのったミートソーススパゲッティで、日本でよく見るビジュアルのスパゲッティでした。ですがまたして食感がパスタではなく茹で過ぎたうどんでした。デザートも安定の激アマケーキでした。

サマルカンドでのお食事

サマルカンドはウズベキスタンで最も訪れたい町、言わずと知れた「青の都」です。紀元前10世紀からオアシス都市として発展し、14世紀には中央アジアで広大な帝国を誇ったティムール帝国の首都として栄えました。ナンはウズベキスタン一美味しいと言われ、厚みがあり、もっちり食べごたえがあります。特に焼きたては香ばしくて美味しかったです。

夕食:グルジア料理

ウズベキスタン旅行記 グルジア料理 夕食

ウズベキスタン旅行記 グルジア料理 夕食

ウズベキスタン旅行記 グルジア料理 夕食

ウズベキスタン旅行記 グルジア料理 夕食

前菜はレタスとマッシュルームの塩マリネで食べやすかったです。スープはビーツと肉団子入りのボルシチで、美味しかったです。メインは鳥肉とポテトの煮込みで、味がなくて残しました。デザートはバクラヴァでした。昨日ラビハウズの高級レストランでテイクアウトした美味しいバクラヴァに比べると硬くて、甘いだけでした。

昼食:サマルカンド

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド ナン

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド プロフ

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 昼食

ついに私が最も食べてみたかったお料理、プロフをいただきました。プロフはウズベキスタンのソウルフードで、ピラフの原型と言われています。なんと紀元前300年には存在したことがわかっています。作り方はカザンという巨大鍋に油をはり、塩胡椒をしたお肉をオイル煮し、野菜、スパイス、お米をのせてから蓋をしてじっくり蒸らします。主にランチに頂くお料理で、地域ごとの特色があります。私が訪れたお店は、プロフ1種類、これ1本で勝負しているお店でした。まずテーブルには黄色にコーティングされた豆?みたいなものがあり、主人が試したところ「あれ?ナッツじゃない。レモン味だ。なんだっけこれ、この食感食べたことあるな、ラムネではないし、、なんていうのかな、、」と困惑しはじめました。私は断面をみて確信しました。「もしやカルボーンじゃない?」主人の顔がぱっと明るくなりました。「そう!カルボーンだ!」まさか異国ウズベキスタンで今はなき昭和の銘品カルボーンという単語を発するとは驚きです。さて前菜はトマト、きゅうりのサラダでした。あまりマリネされていなかったのでお腹を壊すことを恐れて食べませんでした。プロフですが、お米は油をまとってキラキラと光り、ひよこ豆、ウズラ、レーズン、人参、プリッキーニ、牛肉がどかーんとのっていて絶対美味しいことがわかります。そして実際にとても美味しかったです。出汁と油が絡んだ米は硬めの食感で私の好みでした。意外とレーズンの甘さが大切で、レーズンがないと味のバランスが崩れると思いました。お肉もゼラチンたっぷりで豪快!実際今回の旅行で一番美味しい料理だと思いました。いかんせん油っぽいので、全部は食べられませんしたが、とても美味しいかったです。

夕食:サマルカンド市内のレストラン

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 夕食 スープ

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 夕食 ナン

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 夕食 モモ

ウズベキスタン旅行記 サマルカンド 夕食

前菜はコールスローの様な浅漬けのようなマリネサラダでウズベキスタンで数回食べた味でした。スープは肉団子入りにゅう麺といった感じで美味しかったです。メインはマンティ(モモや水餃子に近い)でした。サワークリームをつけるとさっぱりして美味しかったですが、かなりニンニクが強かったです。デザートはいつもの甘々ケーキでした。

タシュケントでのお食事

首都タシュケントは人口290万人が暮らしています。2000年以上もオアシス都市と栄えておりましたが1966年に大地震があり、ほとんどの建物が倒壊してしまったそうです。

タシュケントのナンは黒ゴマがついています。サマルカンドのナンに似て、厚めですがもっちり感が少ないです。時間がたつと厚くて硬いので食べずらかったです。

昼食:タシュケントへ向かうハイウェイ沿いのレストラン

ウズベキスタン旅行記 タシュケント パン

ウズベキスタン旅行記 タシュケント キムチ サラダ

ウズベキスタン旅行記 タシュケント ケバブ 肉

ウズベキスタン旅行記 タシュケント 昼食

前菜はきゅうりと人参のマリネでほぼキムチでした。スープは肉団子にゅう麺で昨夜とほぼ同じ味でした。メインは牛肉のシャシリク(シシケバブのロシア語)、オニオンスライぞえでした。炭火焼で香ばしく、美味しいお肉でした。驚いたのは焼いた牛脂が串に刺さっていたことです。すき焼きで牛脂を使うことはありますが、牛脂のみを食べた経験がなかったのでドキドキしました。周りがカリッとして、想像よりも美味しかったですが、少量で十分でした。

夕食:空港近くのオシャレレストラン

ウズベキスタン旅行記 タシュケント 夕食 ナン

ウズベキスタン旅行記 タシュケント 夕食

ウズベキスタン旅行記 タシュケント 夕食 うどん

ウズベキスタン旅行記 タシュケント 夕食

まだ4時半でしたがフライトタイムの関係で早いお夕食でした。前菜は生野菜とカッテージチーズのサラダ、カボチャのサモサでした。生サラダは回避しましたが、サモサは甘くて美味しかったです。メインはラグマンでした。ラグマンとはうどん、お肉、お野菜が入ったトマトベースのスープです。お腹が減っておらずあまり食べられませんでしたが、いくらか麺にコシがあって美味しかったです。デザートは甘いケーキでした。

総括

ウズベキスタンでいただいたお料理は基本的に日本人の口に合う食材、調理法かと思います。ただ前菜はオイルマリネ、スープは牛骨出汁、前菜はお肉料理ということで、油っぽいのは確かです。そして味気なかったり、麺に歯ごたえがなかったり、香辛料が強すぎたりのお料理もあるので、人によっては苦手かもしれません。デザートに関しては総じて甘いため受け入れるしかないといった感じです。ですが野菜、お肉の素材は素晴らしく、食材のもつ本来の美味しさは感じられると思います。注意点として生野菜、生水は避け、時間が経った料理や口に入れて古いと感じたお料理は絶対に食べない方がいいです。私はこの旅行中、ブハラの眺望レストラン以外は何を食べても美味しいと感じました。ですがおかわりしたいとか、また絶対に食べたい、自分で作りたいと思うお料理はありませんでした。ですが旅行期間は本当に楽しく、美味しくいただけて幸せでした。

 

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