今夜は、、
ついに「焼鳥うの」に参ります。
さかのぼるは麗らかな春の吉日。やわらかな風が頬をくすぐり、目を瞑ると小鳥のさえずりが心地よい。
「そうだ、焼鳥屋に行こう。」
絶対絶対、美味しい焼鳥を食べるんだ。
元来、鶏肉の香りが苦手な私はもっぱら鴨かキジをお取り寄せしています。そのため外食で鳥肉を食べるときはけっこう慎重です。
まずは焼鳥うのへ電話で予約。
さっそく焼鳥屋さんをググりまくり、知る人ぞ知る?有名な?皆さんご存じ?の焼鳥うのに意気揚々と電話をしたら希望の日程はFull bookingでした。8時以降は空いていたのですが、希少部位が食べたい私は開店の5時半に予約をとりたかったのです。そんなわけで5月1日、、その日は6月分の予約枠がOpenするPrecious day、、私はいそいそと電話をしたのでした。
つまり鳥を食べると決めたあの日から2か月余りを経て、ついに迎えた今夜です。
そして事前準備。
1:ネット検索でメニューをひたすら吟味する。
2:口コミから売り切れになりやすい部位を暗記する。
3:どうも1本が大きいらしいので、主人に1本を2人でシェアし、できる限り多くの部位をオーダーしたいと直訴し承諾を得る。
4:絶対に食べたい部位について、ネット上の鳥図解を元に主人にプレゼンし承諾を得る。
5:当日の昼ご飯を軽めにする、おやつを抜く。
6:午後2時ごろから精神を高める。
焼鳥うのへ到着。
東横線自由が丘駅から歩いて15分程度で到着。本来は目黒線奥沢駅から歩いて3分なのですが、自由が丘のサルディーニャ料理屋のセアダスさんをチェックしたかったから自由が丘から向かいました。
17時半ジャスト到着、一番乗りでしたが10分も経たないうちに予約の方で満席です。早い時間のためか年齢層は高めです。席は全てカウンターで、私の席からは店主さんが串を焼いている姿が拝見できました。リズム良く動く手指、射るような眼差し、巧みに焼き加減を見定めては指示をだす。店主さんの寡黙さが期待度をあげる、、。でも少しDJみたいに見える。焼き手がお一人なので、タイミングはゆっくりですが、店主さんを凝視しながらワクワク待てました。
お食事内容
お飲み物:白ワイン・・ほどよく冷えて甘め
お通し:鬼おろし・・さっぱりして箸休めに最適
鞍掛豆の塩ゆで・・塩気が抜群!
焼鳥は、、、
1せせり:首のお肉、空腹での1本目はただただ幸せ
2そり:ももの付け根のお肉はけっこうオイリー
3食道:歯ごたえが絶妙、こりこりして癖になる、タレと合う!
4砂肝:さくさく、今まで食べたものとは別物
5ハツ元:プリプリ、ホルモンみたいな食感、臭みなし、これ大好き!
6エリンギ:焼鳥の香りの中で食べるとお肉みたい、、
7ハツ:こんなに軟らかいんだ
8レバー:新鮮、焼き色美しい、もちろん臭みなし
9ひざ軟骨:肉感強め、たまにコリコリ、贅沢な1本
10ヤングコーン:久しぶりに食べると美味しい、醤油強めかも
11はらみ:ももみたいな味、塩よりタレがいいかな
12そで:胸筋と手羽先の間のお肉で希少部位、パサッとしてる
13かしわ:シンプルに美味しい、タレ最高
14やげん軟骨:胸の軟骨、こりこりでほどよい硬さ
最後に鳥出汁スープ:野菜の風味で優しいお味
個人的にはハツ元、食道、かしわが好きでした。分析したところ、鶏臭いのが苦手な私は、単純に臭みが感じにくいタレの串が好きなのでは、、という結論です。ということは、元から鳥肉が好きな方は何を食べても間違いはないのかもしれません。
19時半前にお会計。心の声「あらまあ、何てリーズナブル!」
気をよくしたホロ酔いの私は、ヘラヘラ自由が丘駅まで歩いていき、高級ティーブランドの代名詞「TWG Tea」にガンガン入っていき、声量小さめの端正な店員さんにケーキの説明を申し入れました。そして、、、。
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お店情報 焼鳥うの (焼鳥)
東京都世田谷区奥沢3-30-11
東急急行電鉄目黒線 奥沢駅より徒歩3分
東横線/大井町線 自由が丘駅より徒歩15分