焼鳥うの＋ TWG Tea 自由が丘

奥沢から自由が丘への帰路、満たされた心身から放たれるは無形文化財紀州備長炭とチーユ（鶏油）の香り。

なぜならば私と主人は「焼鳥うの」にて鳥の色々なところをいただいてきたからです。

TWG Tea salon 自由が丘 — TWG Tea Salon & Boutique Jiyūgaoka

自由が丘のTWG Tea Salonへ

そして自由が丘駅にて、私の目に映ったものは、かの有名な高級ティーブランドTWGのTea Salonでした。

両目1.5の私はショーケースに陳列された彩豊かなマカロン＆上品なケーキを瞬時に見定めました。

私「ケーキきれいだね。」

主人「よく見えるね。」

私「4、5種類あるね。」

主人「そうなの。」

私「うん、あるよ、間違いなく。」

主人「・・え？もしかして欲しいの？」

私「はい、欲しいです。」

というわけで、私はけっこう重めの手動扉を全力で引き開け、上品なサロン内部へとガンガン入っていきました。

やはりケーキが5種類ありました！

①ストロベリージャムとカスタードのケーキ、シンガポールサプライズ

②ブルーベリーが美しいチーズケーキ、季節限定タルトミルティーユ

③キャラメリゼバナナとアッサムティークリームのロールケーキ

④フランボワーズとピスタチオムースのケーキ

⑤金箔の施された季節限定のシトロンタルト

男性の店員さんが小鳥の様なささやき声で丁寧に説明をして下さいました。

”鳥繋がり”、、運命を感じた私はケーキを2つ購入することにしました。ケーキが溶解するほど眺めた結果、定番のシンガポールサプライズとタルトミルティーユをお願いしました。

店員さん「かしこまりました。」と菩薩のほほ笑み。私のチョイスに間違いはないと確信します。

お会計を待ちながら、店内のチェックも欠かしません。紅茶が美しく陳列されていますが、どうも押しはアイスティーの様です。パッケージには陽気なペンギンが「ひやっほい！」といった表情で描かれており購買意欲を掻き立てます。心の中で「ひゃっほいペンギンアイスティー」と命名、買うか買わぬか悩みましたが、今日は我慢することにしました。

サロンはこじんまりとしていますが、お店の入口がけっこう重めの手動扉なので、不必要な出入りがなく落ち着けそうです。何より店員さんのホスピタリティの高さは魅力的です。

うっとりしているうちにお会計が終わり、私はけっこう重めの手動扉を押し開けながら、近日Afternoon teaに伺うことを心に誓いました。

ケーキ2点を購入。

帰宅し、いそいそと紙袋を開けると、、紙が良質。ケーキ箱を取り出すと、、箱がオシャレ。一喜一憂しながらアイスティーを用意して（紅茶屋さんのケーキですから）さっそくいただくことにしました。

結論ですが、シンガポールサプライズもタルトミルティーユも生地が絶品でした。バターの香りが素晴らしく、生地は程よい薄さなので、しつこくないのです。パイ生地に近いけれど、しっとりとした食感、ケーキの甘味が馴染んで絶妙です。たまに生地が厚くて岩のようなタルトやフォークを入れるとボロボロに砕けるタルトがありますが、TWGさんはタルト生地は私の好みでした。

TWG ケーキ自由が丘 — TWG Tea 自由が丘　ケーキ
シンガポールサプライズ

底部ばかりの描写になりましたが、もちろんトップも素晴らしいです。シンガポールサプライズのカスタードはキャラメリゼされブリュレのような食感、ストロベリージャムの甘酸っぱさとほどよく調和され、とても美味しかったです。タルトミルティーユはレアチーズケーキに近く、フレッシュなクリームチーズと大粒のブルーベリーに間違いはなく、時折爽やかなミントがアクセントになって初夏を感じさせてくれます。

主人と一緒に、あっという間に食べてしまい「タルトミルティーユの写真撮るの忘れたわ、、」ってくらい美味しかったです。

本日も幸福な一日でした、心から感謝いたします。