inumo芝公園宿泊レビューブログ1/2

inumo 芝公園 by ヴィラフォンテーヌ
愛犬との宿泊記 1/2

先日、inumo芝公園というワンちゃんと泊れるホテルに伺いました。
きっと皆さんは理解している思いますが念のためにお伝えしますと”芝公園”は駅名です。ないしは日本で最も古い公園の一つであり、広大な緑地帯には徳川家の菩提寺である増上寺、みんな大好き東京タワー、日本屈指の高額納税者が手続きに訪れる港区役所、懐かしの前方後円墳まであります。

私は非常に想像力豊なため”都内にもかかわらず、芝が広がる公園のようなドッグランがあるホテル”と合点し「これは行くしかない、早急に行くべきだわ！」と脊髄反射的に予約をしてしまいました。予約後に公式ホームページを参照していたらドッグランは屋内設置でした。Beyond想像力、それは空想力と言えます。まあ良いとしましょう、我が犬氏をドッグランで思いっきり走らせたい私としては、この真冬においては屋内外を問いません。11月にOMO5 東京五反田に宿泊しましたので、12月はinumo芝公園に伺うことで比較検討する事も楽しみです。

御成門からinumo 芝公園へ

さて宿泊当日、平日であったこともあり最寄り駅の御成門は人がまばらでした。それにしても東京タワーの近いこと、東京タワーを背に愛犬と写真を撮りたい方は必見です。こんな景色の中を愛犬とお散歩するのはなかなかエキサイティングです。

御成門駅からは徒歩3分、大門駅からは徒歩4分、浜松町駅からは徒歩8分とホテルへのアクセスは良好です。ホテルの外観はビジネスホテルのような雰囲気ですが、ロビーは明るく広々としていて犬のためのショップもあります。何故かプリキュアの巨大パネル置いてあり、調べたら11月1日からの期間限定企画「わんだふるぷりきゅあ！」とうプリキュアコラボルームの宣伝でした。尚、残念なことにパネルは顔出し不可ですのでプリキュアになりきることはできません。

inumo 芝公園へチェックイン

チェックインは15時ですが、有難いことに到着した14時半にチェックインをしてくれました。少し違和感を感じた点は、チェックインスタッフの方があまり犬に興味を持たれなかったことです。こちらの感覚としては犬とアイコンタクトをしたり、笑いかけたり、何か声をかけると思ったのですが、我が犬氏への扱いが物の様で、とても悲しかったです。スタッフのご説明によると、ホテル内はリードをしていれば犬と自由に歩き回れるが、ノーリードのドックラン内と部屋のベット上はオムツを着用しなくてはならないとのことでした。オムツを持参していないと伝えると、面倒そうにオムツを2枚渡されたので、また悲しい気持ちになりました。またドッグキッチンという犬の食事を調理できる部屋で使えるコインも渡されました。「ガチャガチャでトッピングがもらえます。」と説明を受けたのですが「ガチャガチャ？」「トッピング？」とよく理解できないまま混乱状態の中、カードキーを渡されチェックインは終了しました。

inumo 芝公園ウエルカムフード — inumo 芝公園 by ヴィラフォンテーヌ
ウェルカムおやつ

カードキーを使ってエレベーターで3階へ上がり、お部屋に入りました。犬のアメニティは一般的なものが置いてあり、ウェルカムフード、ベットに上るためのスロープ、折り畳み式ケージ、リードフック設置と申し分なく、バスルームと入口へ向かう通路に引き戸があるためセパレーションが作れて安心です。人間用のアメニティーに関しても不自由はありませんでした。個人的にはユニットバスではないところも高評価でした。

inumo 芝公園ケージ — inumo 芝公園 by ヴィラフォンテーヌ
折り畳み式ケージ

室内ドッグランへ

まずは醍醐味のドッグランです。地下1階に降りると、思いのほか閉鎖的で天井が低く、細い廊下にそって歩いていくとドッグランに着きます。ドッグランに併設してシャンプー・グルーミングサービスエリアがあり、ここで滞在者のワンちゃん一時お預かりサービスもしてくれるようです。東京観光に来た方や、お食事は別で、という方には安心なサービスです。

inumo 芝公園室内ドッグラン — inumo 芝公園 by ヴィラフォンテーヌ
室内ドッグラン

さてドッグランですが、何でしょうか、何と形容すればいいのでしょうか。つまり我が犬氏はここがドッグランであることに気付きませんでした。床は足に優しい素材を使用しているとのことですが、あくまで床ですし、窓がないため閉塞感が抜群で、全くランせず。このままでは元が取れないため、私が「よし、おいで！ほら、こっちこい！イエス、カモーン！」みたいな感じで異様なテンションで犬氏をけしかけ、自ら走り回り、本気で追い回し、足に優しい素材で本当に良かったっと痛感しながらしばらく渾身のランを見せてやりました。途中で宿泊者のワンちゃんが参入してくれて、やっと傍観者の地位を得ることができました。我が犬氏はオムツがずれて局部がはみ出し、お友達犬もパンツが下がって腰パンになりながら遊んでいたので、ノーパンドッグランならもっと楽しいだろうなと不憫に思いました。漫然と、もうここを訪れることはないであろう、と感じました。ドッグランにコーヒーのベンディングマシーンがあったのですが、お金がかかるのでやめました。疲労しておりましたが、何故か無性に私はここでお金を払いたくなかったのです。ちなみにホテルに関する口コミでも「有料なんだ、、」というフレーズをみつけました。