ドジャースタジアムへ
大谷翔平選手を見に行こう!
ドジャースVSダイアモンドバックス初日編
座席:外野最前列
ホテルからドジャースタジアムまで。
18時にスーパー8バイ ウィンダム ロサンゼルス ダウンタウンホテルを徒歩で出発しました。気温30℃程度、この時間でも日差しは強いですが、乾燥しているので嫌な暑さではありません。ホテルの目の前にある坂Vin Scully Aveを上りまくり、歩くこと3分、丘の上にドジャースタジアムが見えて来ます。周囲には徒歩でスタジアムへ行く観戦者がチラホラ、車もジャンジャン走っていくので間違うことはありません。5分余りでドジャースタジアムのアーチをくぐりますが、広大な駐車場があるため、ゲートまでは更に10分程度は歩きます。圧巻の駐車場スペース!みんな頭からパーキングしています。バックで駐車することが主流な日本とは異なり、合理的です。彼らは今を生きている。
ドジャースタジアムでの手荷物検査。
透明バッグがおすすめ!!
スタジアムゲートはいくつかありますが、どの席であっても、好きなゲートから入れます。ただし、同じゲートでもシートレベルによって優先通路を設けている箇所もありました。ドジャースタジアムの手荷物検査は厳しいと聞いていたので、ダイソーで購入した透明バッグに荷物を入れて入場しました。
事前に調べた情報では、持ち込みバッグは30×30×15cm以内のクリアバックか12×20×5cm以内のクラッチバックでないと入場できないとのことでしたが、見た限り、バッグの大きさはアバウトで透明であれば入場を許されている印象がありました。A3サイズを超えるクリアバッグや、透明リュックサックで来られている観戦者がかなりおられました。スタジアム内への持ち込みですが、飲料物に関しては未開封のペットボトル(ノンアルコール)であれば持ち込めますし、食べ物も持ち込めます。愛車はハレーダビットソンです的な、ゴリゴリのおじさんが透明リュックに手作りハンバーガーを持参していたり、ジップロックにドリトスを入れて持ち込みしていたり、皆さん、創意工夫が見られます。私たちも、おーい お茶とミネラルウォーターは持参しました。
チケットはアプリから。
チケット提示ですが、BallparkアプリからでもAppleのウォレットからでもバーコードを表示すれば入場できます。しかしながらスクリーンショットでは入れないので注意が必要です。万が一、持参のWiFiが使えなくても、ドジャースタジアムにはWiFiが飛んでいるので大丈夫です。手荷物検査をされている間、私たちは金属探知機のゲートを通ります。麻薬犬?と思しきレトリバーもセキュリティーガードと闊歩していて、日本とは違う雰囲気です。そして応援プラカード(試合中は目障りでしかない)や扮装(エンジェルスタジアムでの兜とか羞恥を覚える)は持ち込めません。また当然ながら禁煙です。また留意すべきは再入場ができないことです。
今回も薄ら笑顔を浮かべ、善良な日本人を完ぺきに演じた私たちは「Enjoy tonight!」という承諾を得てゲートを越えました。さてドジャーススタジアムの印象はいかがなものでしょうか。
一言でいえばテーマパークです。子供たちがドジャ男(私はドジャオと呼んでいますが、ドジャース選手の着ぐるみです)に歓喜し、様々な記念碑の前で写真をとり、フィールドが見えるプレイエリアを裸足で走り回り、のびのびと楽しんでいます。ちなみに私もドジャ男と写真をとりました。ドジャ男は非常にジェントルマンでした。
そして大人たちはプレイボール前の腹ごしらえで、巨大なアメリカンフード、、もはや何かわからない大量の茶色い物体、、を前に野外テーブルで楽しそうにお酒を飲んでいます。見ているとヒスパニック系の方には飲み口一周に唐辛子の粉末が散布されたカクテルが人気のようです。メキシコではポピュラーな飲み物らしいのですが、スターバックスでいうとベンティサイズ、私にとっては致死量です。ですが夕日を浴びながらカッパカッパ飲み干す彼らの姿は清々しいものがあります。平日のナイターとはいえ翌日が独立記念日なので気を許しているのかもしれません。スタジアム全体がこの時間を満喫している人々の幸福感で溢れています。
ドジャースタジアム内を散策。
ですが私たちには多幸感に酔いしれている暇はありません。クリアマインドでドジャースタジアムの地理を把握することが今日のミッションなのです。
なんせ、この後3日間も通うわけですから、余すことなく楽しむためには下調べが不可欠です。スタジアムを全周すると、かなり時間がかかりますし、一階からトップデッキまで行くのにも時間を要します。私たちは特殊工作員ばりに素早く、簡潔にスタジアムの全体像を網羅していきました。事前リサーチ通り、いくつか大きなチームストアがありますが、キオスク程度のストアが方々にありますので最低限のものは安易に購入可能です。大きいチームストアに関しては試合がない日でも9時から17時までオープンしているトップデッキチームストア(日によってはクローズしています)がお勧めです。しかしストアごとにグッズの品揃えが若干異なるので、やはり大きいストアは全て回った方が楽しいと思います。試合前はかなり混雑しているので、ユニフォームや応援グッズなどのお土産を購入したい方は2時間前ゲートインが必須です。
日本人の方は、ほぼほぼ大谷翔平選手のユニフォームを着ていらっしゃいました。Peanutsと記載されたスヌーピーのTシャツを着用している私は非国民のような気持ちになりましたが、ユニフォームに興味がないので仕方がありません。嬉しかったのは多くのLA現地ドジャースファンの方も、大谷翔平選手のユニフォームを着用されていたことです。そしてドジャースタジアムに掲示されているポスターや壁画、2024年ドジャーズ公式イヤーブック(けっこう面白いです)にも大谷翔平選手がセンターで写っているので、アメリカの野球ファンにとっても大谷翔平選手の知名度は絶大なのだと感じました。もちろんアメリカではNFLやNBAの方が断然人気があるので、MLBのスタープレーヤーといってもピンと来ない方も多いでしょうが、それはそれです。私たちはMLBが好きなんです、大谷翔平選手を全アメリカ人に周知してもらうような押しつけがましいことは望みません。そもそも私はNFL選手を誰も知らないですし。
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