ドジャースタジアムへ
大谷翔平選手を見に行こう！
ドジャースVSダイアモンドバックス初日編
座席：外野席最前列
ヘルメットナチョスを購入。
4回裏に大谷翔平選手がライトライナーで攻撃終了してからヘルメットナチョスを買いに行きました。こうなったら食で心を満たすしかないのです。青いヘルメットにナチョス、ワカモレ、ひき肉、ビーンズ、パラペーニョ、チーズソースがかかっており、ボリューム満点です。ナチョス＋ワカモレ＋パラペーニョ＋ソースのコンビネーションが大変美味しいです。
ヘルメットはお土産に？
「エンジェルスタジアムのヘルメットナチョスよりヘルメットが小さいねー、かぶれないね―」
「あれは多すぎたからちょうど良いね―」
「味はこっちの方が美味しいねー」
「ひき肉とビーンズはあげるねー」
とか一方的に意見を発しながら、食べ始めると止まりません。ムシャムシャ食べ続け、その間もポカーンポカーン打ち込まれ、気がつけば7回表が終了していました。
Take me out to the Dodgers（ballgame）をドジャースファンと共に、半分やけになって熱唱し、その裏に大谷翔平選手がセンターフライに倒れてから、私たちは気持ちを切り替えてスタジアム探検へ出かけました。21時を過ぎると夏とはいえLAは冷えます。しかし動き回ることで新たな探求心が熱を生みだしました。
ドジャースタジアムを散策。
ショップにて公式サインボールなどを物色。
新たな発見、スタジアムのホームベース裏に、階は違えど公式サインボール、使用済みユニフォーム、使用済みバット、記念球などが販売されているお店が3か所存在していました。大谷翔平選手のサインボール、ダルビッシュ有選手が大谷翔平選手から三振をとったボール、4月に大谷翔平選手がヒットを打ったボール、2024年3月20日ソウルで行われた開幕戦に試合球として使用され”Ohtani Dodgers Debut”と記されたボール、3月21日の”Yamamoto Dodgers Debut”と記されたボール等々、どれも魅力的です。
「大谷デビューボールって3月20日に使ったボール全部ですよね？あまり貴重とはいえないですか？」
とThe art of the Gameというお店のキリストヘアーの店員さんに伺うと
「あーん、どうかな、1試合大体300球くらい投げるじゃん、、あーん、どうだろう、そもそも全部回収できない可能性があるじゃん、あーん、投げるたびにボールは交換しないじゃん、あーん、いくつかはファールボールになるじゃん、あーん、記念で持ち帰る選手もいるじゃん、あーん、イエス！これってさ、けっこう Hotなボールじゃん？」
英語に長けた主人の力と、中高学校英語を学んだ私の頭脳から、上記が翻訳されました。
実際、スポーツナビのアプリで地道に足し算をしたところ、2024年3月20日ドジャース対パドレスの投球数は丁度300球でした。やるじゃん、キリストヘアー！ですので整理すると、全投球数は300球ですが一球でファールやホームランでなくなるボールもあれば、三球三振同じボールを使うこともある、汚れてすぐ交換することもある、選手が記念球として持ち帰る場合もある、未回収ボールもある等の可能性を考慮して、、300投球のうち実際に使用されたのは200球とか？
「あーん、イエス！けっこう貴重じゃん？」という結論にいたりました。
「これ買って帰るわ」っと私。
「え？待って、もう少し考えなよ、せめて1日置こう、ちょっと寝かそう、ね？」っと主人。
「購入するに十分な理由があるから大丈夫。」と私。
購入の決断に至った三つの理由
①Ohtani Dodgers Debut
②ドジャース観戦旅行で無二の思い出が欲しい
③私的な理由で3月20日は意味のある日
スタジアムクラブの通路に展示されていた記念品
私たちのやり取りを愉快そうに眺めるキリストヘアー。
「やっぱりいらないってなるかもよ。」という常識人の主人に説得され「わかった、明日買うね」と私は折れたのでした。
9回裏、大谷翔平選手の打席がもしかしたら回ってくるかもしれないので、いそいそ席へ戻りましたが、結局大谷選手の前で3アウトとなり試合終了になりました。気がつけばドジャース12失点、4対12の歴史的大敗となりました。こういうレアな試合もメモリアルです。私は今日という日に大変満足し、おーい お茶をちびりちびりやりながら、夜のスタジアムを後にしました。
スタジアムからの帰り道、途切れることのない車の波が丘を下っていきます。旅行者が自力でLAのダウンタウンに戻るのは大変そうです。無料でユニオン駅へ送迎してくれるドジャーススタジアム・エクスプレスというバスもありますが、治安が悪いらしく、今日のように23時近くに試合が終わった日は避けたいところです。私たちもスタジアムから激近いホテルとはいえ、少し怖いなぁと思ったのですが、運よく目の前にムーキー・ベッツのユニフォームを着たマッチョなアメリカ人男性が歩いていたので、このムーキーフリークに追従して、安全にホテルへと戻ることができました。
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