8月の土曜の昼、遠出はご遠慮させていただいて、美味しいピザなんかを食べて、涼しい家のなかでドジャースのデイゲームかなんかを観れたら最高です。
週末ランチに自由が丘のイタリアン
タヴォロッツァ(Tavolozza)へ
そんな夢を叶えるため、自由が丘駅から徒歩6分、かの有名なモンサンクレールへと続く学園通りをちょこっと進んですぐのお店、イタリアンのタヴォロッツァ(Tavolozza)を12時に予約しました。地下一階なのであまり目立たないのですが、外壁はレンガ、内装は天井がアーチ状、家具は木製といった風合いで、私の勝手な見解ですがイタリアトスカーナ調でとても素敵です。タヴォロッツァ(Tavolozza)とは”パレット””色調”といった意味なので、食材豊かな彩のあるお料理を出してくれるに違いありません。
12時On timeで到着しました。カップルの方、女性同士のご友人グループ、家族連れと皆さんアットホームな雰囲気を楽しんでおられました。カウンターもあり、お一人での来訪もハードルが低い印象です。今日はすでに8割は埋まり、空いている関もReserveのようでしたので、週末ランチは予約必須です。
ランチコースは3つ
A set:サラダ&パスタorピザ¥2,420
B set:前菜&パスタorピザorメイン¥2,640
C set:前菜&パスタ&メイン¥3,630
これにデザートとお飲み物がつきます。
前菜のリストをみれば、当然B or C setになります。
なぜならば前菜9種類のうち、食べてみたいものが7種類あったからです。何とか3つに減らすことに成功し、さらに真夏に煮込んだ牛タンのグリルは違うであろうという結論を導き出し、ついに2択としました。眉間に深くシワを寄せ続ける私に、主人はいつも通り穏やかに語りかけてきました。
「前菜と主食、好きなものを二つ選びなさい、僕は何でもいいから。」
はい、待ってました、その言葉!同級生なのに本当に大人、と毎回関心します。
そんな訳で前菜は「霧島豚ロースの自家製ハム」と「フランス産鴨のスモーク」となりました。
メインはピザかパスタ
メインのメニューは今食べたいものがなかったのと胃のキャパシティーを考慮してB setでピザ or パスタから選ぶことにしました。
さてピザでいえば王道のマルゲリータは間違いないだろうし、大好きなゴルゴンゾーラは本命ですし、変化球だけど魅力的なビアンケッティも捨てがたいです。難渋した結果、本命ゴルゴンゾーラにしました。ピリ辛チーズに蜂蜜の甘味が合わさった時の美味しさは例えようがありません。
パスタはネギ、魚、魚卵、ひき肉、ジェノベーゼソース、トリュフをあまり好まないので、比較的安易に大好きなモッツァレラ・ディ・ブーファラとピスタチオが使われたタリアテッレに決めました。パスタにチーズとソースがたっぷり絡んで美味しいに違いありません。そしてセットのドリンクはアイスコーヒーにしました。
前菜とともに自家製フォカッチャがきます。ちなみにフォカッチャのコンテナが20代の頃にお給料をつぎ込んでいたイタリアブランドALESSIのものであったので、懐かしくて嬉しかったです。フォカッチャはチーズとハーブ(と思いきやシソ?)の2種類です。美味しいのですが大きくて、オリーブオイルたっぷりのため、ピザが入らなくなることを懸念して抑え気味にいただきました。
前菜の自家製ハムは程よい薄さで、そのままでも美味しいし、ナイフを入れた温泉卵を包んでいただいても、塩気が丁度良くて美味しかったです。鴨のローストは正直なところ、少し硬めだったのが残念でした。
ゴルゴンゾーラのピザは店内の窯で焼きたて熱々で参りました。香りといい焼き加減と言い、素晴らしく、うっとり目じりが下がります。蜂蜜をたんまりつけて、熱いうちに一口いただくと、もう天国です。フォカッチャ我慢して良かった、ナイス私、と褒めながらもパクパクいただきました。そしてモッツァレラと小エビにピスタチオソースを絡めたタリアテッレですが、これもタリアテッレの茹で加減が絶妙で、ほのかにピスタチオが香るソースが美味しかったです。やはりピザはかなりお腹がいっぱいになるので、B setで良かったと思いました。
そしてデザートは、、
フレンチトーストにバニラアイスがたっぷり添えられた贅沢な一品でした。もっとあっさりしたデザートかと思っていたので、最後まで満足させていただきました。スタッフの方もお忙しそうでしたが非常に丁寧な対応で、清々しかったです。
またランチに来て気になる前菜をいただきたいですし、ディナーでも伺いたいと思いました。
お店情報 タヴォロッツァ (TAVOLOZZA)
(イタリアン パスタ ワインバー)
東京都目黒区自由が丘2-20-5 CTCビル B1F
東急東横線/大井町線 自由が丘駅正面口より徒歩6分