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我がドジャース観戦への道 2025年

我がドジャース観戦への道

エンゼルス時代の大谷翔平選手を振り返ろう!

現在の大谷選手の片鱗を
エンゼルスの試合から読み解くぞ!

昨年ドジャースタジアムへ大谷翔平選手の応援に行きました。今年もすでにドジャースタジアムのホームゲームのチケットを購入しているのですが、そもそも私が初めて大谷選手の試合を観戦したのはエンゼルスタジアムです。2023年の夏、主人と共に大谷選手の登板を含め3試合を観戦いたしました。

エンゼルスタジアム

まず観戦旅行を思い立った経緯をお話しします。世界的にコロナ感染が落ち着き、数年ぶりの海外旅行が可能となった2023年「夏休みは久しぶりに海外行きたいねー、美術館とか世界遺産より、こうなんていうか、生きていることを実感できる体験がしたいなー」と私。「僕さ、一度は海外の野球を見たいんだよね、だから台湾の楽天モンキーズの試合見に行かない?」と主人。主人は横浜DeNAベイスターズファンなので、ちょくちょく二人で今永昇太選手を目当てにハマスタへ足を運んでいました。しかし、ここでついに主人が海外進出を提案してきました。「へー、いいけど、、台湾かー」と私。かれこれ5回以上台湾を訪れている私は、台湾は素晴らしい国、台湾の方は素敵、台湾の湿度は100%、ということを十二分に理解しております。ですので台湾に行きたいようで行きたくない、というのが本音でした。そもそも、海外野球といえばMLBです。そして2021年大谷選手がアメリカンリーグのMVPをとり、2022年も投手として15勝9敗、打者として本塁打34本塁打という素晴らしい成績を修めているわけで『何故ロサンゼルスへいかないのだ?なんなんだそのセンス?』ってなわけです。「ロサンゼルスで良くない?どういう思索で『だから台湾』になったの?」と私。「久しぶりの海外だから、まずは近場がいいかと思って。野球も手始めに台湾、韓国辺りかなと、、」と主人。全くもって笑止です。「海外旅行にリハビリいらないし、海外野球じわじわランクアップしていく必要ないし、私は普通にロサンゼルスエンゼルスを観たい。」と私。「うん、そうしよう。」と主人。近年、NHKBSでMLBを放映してくれるため、大谷選手の活躍に真剣に入れ込む生活でした。生でエンゼルスの試合を観戦するだなんて、生きている!って感じがします。さすが我が主人です。ナイス。海外野球観戦は極めて的確な案であり、私のハートにアジャストしてきました。ただ危うくハッピーヘブンモンキーズを観戦するところでした。ある意味エンゼルっぽい雰囲気ではありますが。

アナハイム ホテル

ご存じかもしれませんがロサンゼルス・エンゼルスの本拠地、エンゼルスタジアムはロサンゼルスにはありません。お隣のアナハイムにあります。ですのでロサンゼルス中心部なんかに宿泊してしまいますと、Uberに頼る羽目になります。かといってアナハイムに宿泊しますとロサンゼル観光にUberを要してしまいます。そのため、どこに泊まるかというのは大きな問題になりました。とはいえアナハイムにはディズニーランドがございますので、なにも娯楽がないわけではありません。あれ何でしょう『千葉にあるけど東京ディズニーランド』『アナハイムにあるけどロサンゼルスエンゼルス』的な連想をしてしまいました。

結局4泊5日のうち3日は試合観戦、1日はディズニーランドの予定にして、エンゼルスタジアムから徒歩5分のMarriotホテルに宿泊いたしました。有難いことにホテルの周囲にはスターバックスコーヒー、パンダエクスプレス、デイビスホットチキン、サンドイッチショップ、カールスジュニア、デニーズ、マクドナルドなどがあり便利です。そして何より試合に遅れたり、夜に怖い思いをせずホテルへ帰れるので近くにして正解でした。

ロサンゼルス パンダエクスプレス 中華

ロサンゼルス パンダエクスプレス

ロサンゼルス デニーズ パンケーキ

ロサンゼルス デニーズ パンケーキ

ロサンゼルス デニーズ メニュー

ロサンゼルス デニーズ メニュー

試合初日はスタジアムツアーに参加しました。丁度プロモーションの日でしたので大谷選手、トラウト選手等の背番号が印字されたMVPキャップをツアー前にもらえました。ツアーでは日本人だけグループ化され、現地日本人のツアコンさんが担当してくれました。スタジアム案内、歴史、逸話、そしてもし来年大谷選手が移籍したならば職を失う、という切実な話も日本語で聞けて理解が深まりました。ツアーではフィールドにこそ入れませんが、ダグアウト付近まで行くことが可能でしたので、フィールドを歩く大谷選手を見ることができました。そして、その隣には当時の通訳である水原一平さん、、ブルペンで投球練習する大谷選手をスマホで撮影したり、時折声をかけたり、笑顔で会話したり、常に数メートル以内の距離で大谷選手を補佐していました。水原さんは終始穏やかで、心から楽しんで大谷選手を支えている様に見えました。ですのでその時は、まさかまさかあんな事件が起きるなんて思いませんでした。

大谷選手 水原通訳

ロサンゼルスエンゼルス
大谷選手と水原通訳

さて先発に登板した大谷選手は気迫ある投球で、時折「うあっ」とか「ぬあっ」とか唸り声を上げて投げ込んでいました。ヒットを打たれた際に素早く振り返る姿、1塁へ牽制球を投げる姿、打者としてヒットを打ち必死に走る姿、テレビにはない躍動感と空気の振動が感じられました。初めてのMLB生観戦は非常に思い出深い時間となりました。結局、味方のエラーで失点し、今となっては懐かしい『なおエ』でしたが、大谷選手のピッチングを見ることができて、本当に楽しい試合でした。2日目はエンゼルスが勝利したので、チームメイトと喜びを分かち合う大谷選手の笑顔を見ることができました。そして最終日では大谷選手が最終打席にホームランを打ってくれました。8回までエンゼルスが勝っていたのですが、運良くというか、9回表にお約束のエラーで失点し9回裏が始まりました。そこで大谷選手が打ってくれたのです。結果は『なおエ』でしたが、夕焼けの空に見たホームランの軌跡は最高でした。そして目の前で兜をかぶった大谷選手の姿が見れて非常に嬉しかったです。

大谷 ホームラン 兜

大谷選手 ホームラン兜

初めての大谷選手応援旅行は最高の瞬間の連続だったのですが、試合後の大谷選手の表情がとても気になりました。勝った日の笑顔はとても晴れやかでしたが、負けた初日と最終日はゲームセットの際に無表情にぐっと口をつぐみ、全身から怒りを感じました。

きっと勝ちへの渇望、勝ちに貪欲ではないチームへの不満があったのだと思います。

 

エンゼルス観戦をして思ったこと。

①大谷選手はいつも真剣
②エンゼルスの守備は1.5軍
③大谷選手の近くには水原さん

 

エンゼルスは私から見ても、野球のルールを理解していないというか、ちぐはぐなプレーが多く、あまりの稚拙さに呆然とする事が多々ありました。大谷選手はいい加減、フラストレーションが溜まっていたのでしょう。成長しないチームに見切りをつけてドジャースのような勝ちにこだわるチームへ行きたくなるはずです。

そして水原さんですが、やはり二人の間には、強い信頼と尊敬が存在していたと思います。絆は確かに存在していたのでしょう、しかし水原さんは賭博中毒というご病気の上に大谷選手と長く帯同し信頼されていくことで「大谷の物は俺の物、俺の物は俺の物」というジャイアンエフェクトが起こってしまい、大した罪悪感もなくお金を使ってしまいました。多分。

大谷選手の受けた苦痛と混乱は計り知れません。同じ方向を向いていたはずの同士はスマホをみていたのです。2024年オープン戦以降、ドジャースという新たな環境で練習も睡眠も満足にできないまま試合に出て、FBIの尋問を受け、体力と精神力がよく続いたものです。けれどエンゼルス時代には知りえなかった暗く大きな孤独が、大谷選手を進化させ、気付かせ、学びを与え、2024年の成績に至ったのだと思います。不思議なことですが、水原さんの一件もまた、大谷選手の野球人生には必要なイベントであったように思います。

今も、あの美しいエンゼルスタジアムのフィールドを笑いながら歩く二人を思い出します。沢山の嘘があったけれど、素晴らしい真実もあったと思います。真実をほんの少し、大谷選手は心のどこかに留めて今ドジャースで戦っているのかもしれません。

 

今回エンゼルス時代の大谷翔平選手を振り返り、昨年の歴史的活躍の片鱗を探してみました。するとドジャース移籍は自明の理であった様に思いますし、水原さんの一件も予定された試練であった気もしました。

ドジャースタジアム
大谷選手

もうすぐ東京ドームでの開幕です。開幕チケットは購入できませんでしたが、ドジャースタジアムでの試合とVIPツアーは購入しているので、良しとしましょう。

2025年もどんな大谷選手が見られるのか、心から楽しみでなりません。

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